石田純一氏=2016年7月7日撮影(c)朝日新聞社
石田純一氏=2016年7月7日撮影(c)朝日新聞社

 俳優の石田純一氏(62)が7月8日、都内で会見を開き、野党統一候補ならば、東京都知事選挙(告示14日、31日投開票)に立候補する意向を示した。

 石田氏は「市民団体から要請があり、意見交換をした。野党統一候補ならばぜひ出させていただきたい」と語ったうえで、「野党が結集しないと現状では思いを力に変換できない。統一候補が他の人に決まったら、喜んで応援する」と、自分以外で統一候補が決まれば、自らは身を引くとしている。

 一方で、石田氏に対して、こんな冷ややかな見方も。

「石田さんは、マスコミ対応がうまく、いいコメントをくれるので、タレントとして重宝されていた。しかし、国会前のデモに加わったことで政治色が強くなってスポンサーが激怒して仕事が激減してしまった。最近では、いいパパ・夫として評価もありますが、過去を探れば蒸し返されたくない話も出てくる。また、都知事としての資質も素養も十分とは言い切れません。野党が統一候補として推す可能性は低いでしょうね」(女性誌記者)

 石田氏の“決起”が、都知事選に影響を及ぼす可能性はあるのだろうか?