9秒台の期待がかかる桐生祥秀らが順当に男子100mで準決勝を突破(写真:Getty Images)※写真はセイコーゴールデングランプリ陸上2016でのもの
9秒台の期待がかかる桐生祥秀らが順当に男子100mで準決勝を突破(写真:Getty Images)※写真はセイコーゴールデングランプリ陸上2016でのもの
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 6月24日、リオデジャネイロオリンピック代表選考会を兼ねる第100回日本選手権が愛知県名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで開幕。男女10000mや男子棒高跳、女子走幅跳でリオ五輪内定が出たほか、9秒台の期待がかかる注目の男子100m準決勝も行われた。

 男子100mではこの日、予選と準決勝が行われた。注目のケンブリッジ飛鳥、桐生祥秀、山縣亮太はいずれも予選各組1位で準決勝に進出。準決勝では、1組でケンブリッジが10秒25で1位、2組では山縣が10秒26で1位、桐生が10秒29で2位に入り決勝進出。9秒台の期待もかかる決勝は25日に行われる予定となっている。

 また、3大会連続のオリンピック出場を目指す福島千里は、女子100mの予選に出場。11秒85のタイムで予選3組で1位となり、順当に決勝進出を果たしている。

 日本選手権20連覇から2年、復帰を果たした室伏広治は男子ハンマー投決勝1回目の投てきで64m74、2回目は64m02と記録が伸びず。3回目はファウルとなり、上位8名に入れず4回目以降の投てきに進むことができなかった。

 このほか、女子10000mでは鈴木亜由子が31分18秒73のタイムで優勝。すでに派遣設定記録を突破していた鈴木は、この優勝で今大会でのリオ五輪内定第1号となった。男子の10000mでも優勝した大迫傑と2位の村山紘太がリオ五輪に内定した。

 男子棒高跳では派遣設定記録をすでに突破している山本聖途と荻田大樹の2名が2位となり、リオ五輪に内定。一方、澤野大地は優勝するも参加標準記録に届かず、内定を得ることができなかった。また、女子走幅跳で優勝の甲斐好美もリオ五輪に内定した。