![リラックマとコリラックマが並べられた作品。まるでツムよツムのう(写真提供以下すべて:http://pecolly.jp/)](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/8/9/620mw/img_891a23e9e401e18cd179b33013a59cc0102533.jpg)
![プーさんのぬいぐるみを並べたような立体感。食べるのを躊躇しそう?](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/4/9/620mw/img_49f18ac18a07a0e8924ffc5f6e58d91593660.jpg)
![リングのパン型に連なったアンパンマン。子どもウケもバッチリだ](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/b/2/620mw/img_b2bdf9a791e4313bd618e9245f321595144400.jpg)
![プーさんとティガーを交互に並べれば、見た目がグッと面白くなる](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/d/e/620mw/img_def31a9dd21a87192c441702a4a96632111313.jpg)
![タワーのように盛り付けられたLINEキャラクター・ブラウン。ホームパーティで出せばテーブルも華やかに](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/a/0/620mw/img_a04d9201c581f583acbb3c7f7ddf62d185057.jpg)
いま、インスタグラムなどのSNSで画像が続々とアップされている、「デコパン」をご存じだろうか。このデコパン、ちぎって食べる“ちぎりパン”にキャラクターやかわいらしい動物などをデコレーションしたもの。はじめはシンプルだったが、さまざまな装飾が施されるようになり、いまでは「デコちぎりパン」へと進化。通称「デコパン」としてにわかに人気を集めており、最近では3Dの「立体ちぎりパン」なるものも現れた。
デコパンのベースとなる、ちぎりパンブームの火付け役が、宝島社の『日本一簡単に家で焼けるパンレシピ』シリーズ。茨城県取手市にあるカフェ「Backe(ベッカ)」のオーナー、Backe 晶子(べっか・あきこ)氏が考案したオリジナルのパンレシピ本だ。従来のパン作りとは異なる、初心者でも失敗しないレシピとセットのパン型がヒットし、累計50万部を突破したという。
ちなみに、一般的なちぎりパンの作り方は、くるくると丸めたパン生地を並べて焼くだけ。パン作りで面倒な成形の工程がないので、初心者でも簡単に作れる。そのまま食べるのはもちろん、惣菜やクリームなどを入れても美味。シンプルなのでアレンジやデコレーションを加えやすいのも人気の理由だ。
このちぎりパンに、生地で動物やキャラクターの顔や耳、デコペンで表情やイラストが描かれたものがデコパンだ。パン生地の大きさや並び方、ペースト生地の組み合わせを自在に変えることができるため、デコレーションは次第に華やかになり、最近では、3Dの“立体ちぎりパン”なるものも登場。特に話題となっているのがお料理ウェブサイト「ペコリ」の“うみ”さんの作品。パンの域を超えたデコレーションケーキのようなクオリティーは、テレビの情報番組でもたびたび紹介されている。
いまや、キャラ&デコ弁に次ぐ、新しいデコメニューとして注目されている“デコちぎりパン”。ハイクオリティーな作品までいかずとも、まずはコーンやチョコやアーモンドを使って、愛らしい顔や動物をデコってみたらいかがだろうか。(ライター・渡辺恵理)
![](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/120m/img_63dba0017586f630742c218f0d5b5917128600.jpg)