年齢を経てますます大切なのは、毎日を機嫌よく過ごす力「ごきげん力」ではないでしょうか。
人生いいこともあれば、悪いこともある。馬が合う人もいれば、合わない人もいる。でも、どんなときでも「ごきげん力」さえあれば、大丈夫。
元吉本興業の名物マネージャーで、現在、「笑い」や「元気」などをテーマに年間300回ものセミナー・講演を行う大谷由里子(51歳)さんがお送りする「ごきげんに生きるために大切な習慣」。
大人気イラストレーターの上大岡トメさんのコラボ4コマも同時連載中です!
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仕事柄、いろんな場所に出かけると、
「よくもまあ、こんなにイライラしている人がいるもんだ」
という人に出会う。
空港のカウンターで、「何、トロトロやってんだよ」とキレている人。
手荷物検査上で鳴らされて、「さっさとやれよ」と、怒っている人。
エレベーターで、自分だけ乗ったら、まだ人がいるのに「閉」のボタンを押す人もいる。
わたしも以前、新幹線で荷物を隅っこにうまく置けずにモタモタしていたら、「早くどけよ」
なんて偉そうに言わたことがあった。
「そんな言い方ないでしょ」と、突っ込みたくなった。