満開間近!青空をバックに河津桜
満開間近!青空をバックに河津桜
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 例年2月の下旬に静岡県河津町で見頃をむかえる、早咲きの「河津桜」。この冬は例年にない寒さの影響で開花が遅れていたが、ここ数日でようやく満開をむかえた。
 河津桜はソメイヨシノとは違い、見頃が長く続くのが特徴。花の色が濃く、房になった花が順番に咲くため、7分咲きの頃から見頃をむかえ、そのまま1週間から10日ほどは見頃が続く。今年は3月に入ってから見頃をむかえたため、9日、10日の今週末もお花見は充分に楽しめる。

【河津桜写真特集はこちら】

http://dot.asahi.com/photos/photogallery/archives/1559/

 ところで、河津桜の季節の伊豆半島といえば、混雑することでも有名。道路は渋滞、ようやくたどりついても、雑踏の中、人の流れに巻き込まれながら桜を見物した記憶のある方も多いはず。
 週末の道路渋滞は避けようがないが、日程が許すなら、金曜の夜発で
土曜の午前中に桜を楽しみ、早々に引き上げる。または、土曜の夜遅めに到着し、日曜は終日楽しみ、月曜早朝に帰るのがオススメだ。
 桜見物の穴場は、河津の街中ならなるべく河津川の上流へ。駐車場が下流の街中に集中しているので、豊泉橋より下流の河津川沿いに見物客は集中する。少し足を伸ばして、昨年開通した「かわづいでゆ橋」あたりから上流まで行けば、ゆったりとお花見が楽しめる。

 さて、最後にもうひとつ、耳寄りな情報を。河津町といえば早咲きの「河津桜」ということで、この時期は混雑するが、実は4月に咲くソメイヨシノも河津川沿いには多くある。
 伊豆半島の桜の名所と言えば、伊豆高原や松崎で、多くの人が集まるが、ここ河津は穴場で、4月の桜の時期は意外なほど空いていることをお知らせしておこう。