リアーナ、自身の非営利団体が新型コロナウィルス対策に約5.5億円を寄付
リアーナ、自身の非営利団体が新型コロナウィルス対策に約5.5億円を寄付
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 リアーナの非営利団体クララ・ライオネル基金(Clara Lionel Foundation)が、500万ドル(約5億5,300万円)を新型コロナウィルス対策のために寄付した。

 この500万ドルは、米国、カリブ諸国、アフリカでパンデミックと戦っているDirect Relief、Partners In Health、Feeding America、国際救済委員会(International Rescue Committee)、世界保健機関(WHO)のCOVID-19 Solidarity Response Fundなどの団体の支援に使われる。米国の高齢者や重症化のリスクが高い人々が暮らす地域で活動するフード・バンク、医療関係者や研究者たちのための保護具、ICUの設置と運営、呼吸器関連機器の分配、検査、そして先住民コミュニティーやハイチ、マラウイなどの国でのケアやサポートが主な用途だ。
 
 クララ・ライオネル基金は、リアーナが2012年に立ち上げたNPOで、団体名は彼女の祖父母の名前から付けられている。教育災害救助、意識向上活動などを支援しており、立ち上げ当初からカリブ諸国やサハラ以南アフリカにおける健康や災害への準備に重点を置いてきた。世界全体が直面している新型コロナウィルス・パンデミックの対策支援もその任務の一環として行われる。