Netflixオリジナルシリーズ「梨泰院クラス」独占配信中
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>>5位以降はこちら (週刊朝日2020年7月24日号より)
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一番好きな韓流俳優5位~10位 (週刊朝日2020年7月24日号より)
一番好きな韓流俳優5位~10位 (週刊朝日2020年7月24日号より)

 コロナ禍の巣ごもりで大旋風を巻き起こしている韓流ドラマ。そこで本誌が好きな俳優、女優、脇役、作品などについてのアンケートを募ったところ、5千を超える激熱な回答をいただきました。そのなかから「一番好きな韓流俳優ランキング」としてまとめた結果を発表します。

【アンケート】1番好きな韓流俳優 トップ10はこちら

「日本でヒットする韓流ドラマは、イケメン俳優×ロマンチックコメディー。男性主人公がイケメンであることが欠かせません」

 韓流文化に詳しいソウル在住のライター、成川彩さんはこう断言する。本誌が実施した韓流ドラマに関するアンケートの中で、「一番好きな韓流俳優」のランキングをまとめた。アンケートに寄せられた5149票の回答の98.5%が女性だった。そのうち50代が40%、40代が27%を占めた。多くの人から支持された外せない俳優は誰なのか。その背景を掘り下げながら順を追って紹介しよう。

 最も多い票を獲得したのは、今週号の表紙を飾るパク・ソジュン(31)。日本でも社会現象になりつつあるドラマ「愛の不時着」と人気を二分するヒットドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」で主人公を演じ、日本での知名度がぐんとアップした。「花郎<ファラン>」(2016~17年)など人気ドラマに出演し、韓国で観客動員数550万人を突破した大ヒット映画「ミッドナイト・ランナー」(17年)に主演。この作品は中島健人と平野紫耀のW主演ドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」として日本でもリメイクされている。「韓流ぴあ」の露木恵美子編集長は言う。

「下積みを重ねてきた人で、演技力も確か。コミカルな役からシリアスな演技まで、どんな役でも演じられて安定感があります」

 韓国では、男性は満28歳の誕生日を迎えるまでに兵役に就く義務がある。男性芸能人の多くがギリギリの年齢で兵役に就く中、ソジュンは大学在学中に兵役を終えて事務所に所属。俳優業を休むことなく、着実に知名度を上げ、快進撃を続ける。鍛え抜かれた肉体でアクションもこなし、男性人気も高い。「韓国TVドラマガイド」の高橋尚子編集チーフも太鼓判を押す。

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松岡かすみ

松岡かすみ

松岡かすみ(まつおか・かすみ) 1986年、高知県生まれ。同志社大学文学部卒業。PR会社、宣伝会議を経て、2015年より「週刊朝日」編集部記者。2021年からフリーランス記者として、雑誌や書籍、ウェブメディアなどの分野で活動。

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