――「内村文化祭」のコンセプトは「コント、漫談、ダンス、歌、楽器演奏など、内村さんがやりたいことをするライブ」だと伺っています。今年の大枠みたいなものを教えてください。

 大枠はね、基本的にはいつもないんですよ(笑)。

 私がやりたいと思ったこと、面白いと思ったことを羅列しているだけで、統一性もないし、伏線もない。ポンポンポンって見せていくだけですからね。

 ただ、その年に、起こった出来事をネタに取り入れることは多いかもしれません。今年でいえば、やはりコロナの影響があったので、ソーシャルディスタンス的なコントをやる予定です。ステイホーム中にYouTubeにもすごいハマったので、YouTubeのパロディもやります。あと、今年は連休がたくさんあって、息子と接する時間も多かったので、6歳の息子のモノマネも2年ぶりにやろうと思っています(笑)。

――今年注目された話題がすごく反映されていますね。ネタのアイデアはどんな時に思いつきますか?

 YouTubeのパロディなんかはYouTubeを見ていて、ふいに思いついたりしましたね。「11分間で痩せるダンス」っていうのに挑戦してみたんですよ。今回は、それのパロディで「1分間で痩せるダンス」っていうのをやります。

 ほかには、「THE FIRST TAKE」っていう歌手の方が一発撮りで歌を歌うYouTubeチャンネルも大好きでね、私も一発撮りをやろうかなと(笑)。やっぱり自分が好きで見ているものは、自然とネタには入ってきますね。

 あと、最近は、子どもからアイデアをもらうこともありますね。小学5年生の娘が、若者に流行っているものを色々と教えてくれるので非常に助かっています。「YOASOBI」「NiziU」とかも最近覚えました。最初は娘が「夜遊び」って言っているんだと勘違いして、「小学5年生で夜遊びはねえだろう!」って思っていました(笑)。その後、曲を聞いて、納得。「YOASOBI」の「夜に駆ける」って素晴らしい曲ですね。

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