柴崎さんはユーザーの立場からこう話す。
「もちろん英語力が低いからといって怒られることはないですし、万が一、そんな先生がいたらサービス側にクレームを入れてもいいと思います。講師を評価する制度がある場合は低評価をつけることもできます」
柴崎さんは5年間受けたなかで一度だけ、最低ランクの評価をつけたことがあるという。
「その先生はレッスン中、別の人と話している雰囲気があったり、明らかに私の話を聞いていなかったりしました。その時は10分くらいでレッスンを切り上げてしまいました」
まずは「英語ニガテ」のメンタルブロックから外そう。
【Q4】ある程度力がないとオンライン英会話をやっても意味がないのでは?
「初めてのレッスンでは全然話せなくて、ものすごくショックを受けました。Hello、Yes、Thank you がかろうじて言えたくらい」と、告白するのは嬉野さん。すでにTOEIC600点を超えていたので、そこまで話せないとは思っていなかったという。
「でもそこで諦めたらダメ。英語の勉強の中でいちばん楽しいのが英会話の練習。英語力が低いからと足踏みせず、まず始めてみるという気持ちが大切だと思います」
現実的には、レッスンを受ける条件は、「中学で習うくらいの英文法の知識があれば好ましく、単語の羅列でも最低限の意思表示ができること」(深井さん)