14年ぶりに古巣・西武に復帰した松坂大輔も1軍登板なし。7月上旬に頸部(けいぶ)周辺の内視鏡手術を受け、現在はリハビリに取り組んでいる。シーズン最終盤で実戦復帰する可能性はあるが、

「故障のリスクを考えると無理に投げる必要ない。西武の功労者だし、とことんやればいい。球団も松坂自身も来年がラストチャンスという位置づけだと思います」(スポーツ紙西武担当)

 もう一度、本拠地のメットライフドームで「平成の怪物」が復帰登板する姿をファンは心待ちにしている。

 中日は吉見一起(36)、山井大介(42)と投手王国を支えた両右腕が野球人生の岐路に立たされている。エースとして活躍してきた吉見は4試合の登板のみで1勝2敗、防御率5.71。チーム最年長の右腕・山井も6試合の救援登板で防御率9.00と9月中旬以降はファーム暮らしが続いている。若手が台頭する中、置かれた立場は苦しい。両右腕は来季もドラゴンズブルーのユニホームを身にまとっているか、それとも――。=記録は10月23日現在(梅宮昌宗)

※週刊朝日オンライン限定記事

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