時代が変わりソウタ。
●8月3日号/藤井聡太七段が現役最強と目されてきた渡辺明棋聖を3勝1敗で破り、史上最年少で8大タイトルの一つを奪取。多くのファンが「藤井時代」の到来を予感した。

悪夢の超特急新感染。
●8月10・17日合併号/新型コロナの感染拡大は止まらず、これまで感染者ゼロだった岩手県でもついに初の感染者が。

帰ろかな やめとこうかな
●8月24日号/お盆を迎え、新規感染者数が高止まりする東京などから地方への帰省の是非が焦点に。帰省した人の家に嫌がらせの文書が投げ込まれる事件もあり、帰省を自粛する人が多かった。

激務でケーオー?
●8月31日号/安倍首相が慶応義塾大学病院に入院。直前には「吐血した」との報道。麻生太郎財務相らが「総理は休み無し」と激務を強調したが、7、8月は半日以上自宅にいる日が22日あった。

また辞めてソーリー。
●9月7日号/安倍首相が辞任表明。「投げ出し」と批判された前回を思わせる突然の幕切れだった。憲法改正も五輪も果たせず、レガシーは直前の8月下旬に達成した連続在任最長記録だけ、とも。

後継でスガ何か。
●9月14日号/各派閥が菅義偉官房長官への支持を打ち出し、自民党総裁選を待たずして次期首相が決定的に。「そこのけそこのけ後継者が通る」と言わんばかりの不遜さ、アエラは見逃さなかった。

顔ぶれがジミん党?
●9月21日号/新聞やテレビでは菅新内閣の予想が花盛り。ただ、各派閥の支持が生命線だけに、その顔ぶれには派閥の意向が色濃く表れ、見飽きた顔や見ても覚えられない顔ばかり。

スガスガしさゼロ。
●9月28日号/発足した菅新内閣は予想通り、新味や期待感を全く抱かせないラインアップ。世間は「たたき上げ」「パンケーキおじさん」などのイメージで高支持率だったが……。

料金下ゲータイ。
●10月5日号/菅新首相が打ち出したのは、総務相時代から持論だった「携帯電話料金の値下げ」。そりゃ下がるのはうれしいけど、一国のトップが真っ先に目指すことがそれでいいの?

怒鳴るど!!
●10月12日号/世界が注目した米大統領選のテレビ討論会で、トランプ大統領が不規則発言を連発。司会者やバイデン氏の制止にも応じず、「史上最悪のディベート」と評される結果に。

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