「寂しい言い方かもしれないが、プロスポーツはビジネス。でもそれを分かった上で、普段味わえないものを求める。夢を見たいのです。ヤンキースなんて良い例で、アンチが多いのは『お金儲け」が透けて見えるから。それでも好きな人、ファンのために球団は最善を尽くす。この状況下、ヤンキースが募金を頼めばものすごいお金が集まるはず。日本のプロスポーツ関係者もそこを考えて欲しい。ファンを甘く見ないことです」(全米在住スポーツライター)

 段階的に『非常事態宣言』が全国に広がっている。日常生活すらも再び窮屈になり、娯楽どころではなくなりつつある。しかし困難を乗り越えるためには心の豊かさが絶対に必要となる。その大きな柱がスポーツであることは間違いない。

 長年に渡り変わらない人気を誇るプロ野球。改めてファンや周囲との関係性を見直す時期でもある。

『覚悟~なぜ、あなたはここにいるのか~』

 11年に聞き慣れた言葉は、大人が考えた、一過性の陳腐なものではない。