公明党はその先の衆議院議員選挙をにらんでいるから、今回の都議選は自民党と組むわけでしょ。今回の都議選で自民・公明だったら過半数を取ってしまうことも考えられる。そうなった時に、小池さんをどうするんだ? という質問もしました。それこそ不信任とかそういうことをするのか? と聞いたら、「そういうことはない。政策が一致すればそれでいい。要は政策だ」と。

 傍から見ていると、そういうねじれって、面白いって側面もありますよね。小池さんがトップにいて、議席は自民と公明が過半数っていうことにもなりかねないから、政策を一致させて動いていけるように早くしなさいよと、都民ファーストの会の内山都議がツッコまれて、自民党との議論がアツくなっていましたね。

 一番面白かったのが、番組の最後にひと言ずつコメントをいただいたのですが、“オリンピックに関して、小池さんが開催をひっくり返してやらないというのも噂されているけれどもどうなんですか?” と都民ファーストの会の内山都議に聞いたら、「私たちはそんなことは聞いていない」としながら、話の最後に「私たちだって、どうなるかわからない。オリンピックだって、やる、やらないかわからない……」って(笑)。スタジオ、リモートで参加していた方たちは「えぇーっ!?」ってなったんですけど、内山都議は「天変地異が起きたらの話。自然災害が起きたりだとか、テロがあったりだとかしたら中止って話です……」って言い訳していました。

 このような感じで真面目に面白く盛り上がったわけですが、放送の時点では発表されていなかった都民ファーストの会の争点が、昨日ようやく出てきたことは注目すべき点だと思いました。政治などの真面目なことをやると深夜の生放送の視聴率は低いんですよ。今回は放送直後から視聴率がグングン上がった。書き込みがものすごいあった。それは、都議選にみんなが注目しているというよりも、見ていて単純に面白かったのかなと思う。僕から放送の冒頭で“都民ファーストの会からこの番組が嫌われているんですよね?”なんて質問して(笑)、内山都議には出演してくださって有難いと思っています。

 そんな内山都議、途中から出演している全員が「ん??」となる何を言っているのかわからない発言があったり、1週間は無料で動画が見られるのでよかったら番組を視聴して、都議選がめちゃくちゃ面白いことになっているからぜひ選挙に行ってほしい!

■カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在は全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ。オンラインサロン「竹山報道局」は、4月1日から手作り配信局「TAKEFLIX」にリニューアル。ネットでCAMPFIRE を検索→CAMPFIREページ内でカンニング竹山を検索→カンニング竹山オンラインサロン限定番組竹山報道局から会員登録。カンニング竹山とCalmeraによるユニット・タケヤマカルメラが「ヘイ・ユウ・ブルース」のカバーを披露。「ヘイ・ユウ・ブルース ~許せ、友よ~」はこちらから→https://calmera.lnk.to/hyb

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