東京都議会議員選挙の告示が6月25日に迫り、お笑い芸人のカンニング竹山さんは「まぁ、都議選は毎回盛り上がらないんだけど……」としながら、今回の都議選、いつもとは違って注目しているところがあるという。
【アンケート結果】テレビを見ていて信用できないと思う人1位は?
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先週の土曜(12日)深夜放送のABEMATV「カンニング竹山の土曜TheNight」で「どうなる東京! 7月4日都議選前徹底討論SP」という放送回で都議選を扱ってとても面白かったんですよ。
そもそも都議選って盛り上がっていないですよね?(笑)まぁ、毎回盛り上がらないんですよね。でも、コロナ禍での都議選って、実はものすごく重要で、東京都以外の人には関係ないって思うかもしれないけれども、都議選って国政にも結びつく部分があるものなんですよね。今回の場合は、これからの小池都知事がどうなるかを決めるのも都議選じゃないですか。だから、実はとても面白いなと番組での討論を聞いていて思った。
番組では都民ファーストの会から内山真吾都議と自民党から川松真一郎都議にスタジオに来ていただき、立憲民主党の栗下善行都議と共産党の和泉なおみ都議をリモートでつなぎ、公明党にはインタビューで答えてもらった話を出しながら、2時間たっぷり都議選についてやりました。
まず、皆さんおっしゃっていたのがいつもよりも「選挙の準備ができていない」。目の前のコロナに対する課題も多く、このまま都議選に突入してしまうの? って言うくらい準備ができていないそうです。
各党の立場から色々な意見が飛び出しました。自民党川松都議は「小池百合子が好きか嫌いかではない。政策が一致すればいいだけ。素直になって」と、これまでもダメ出しし続けてきたと。自民党は、協力していこうとしているのに“素直じゃない”と主張していました。
一方、共産党の主張は「コロナ、コロナ、コロナ」なんですよ。それで、共産党が都議選の争点で上げてきたのが「オリンピック中止」。それを糧に戦うそうです。立憲民主党の争点も「オリンピック延期または中止」。