奥さんもタレントさんで、タレント同士のツーショットならいいのかって話になるけど、プライベートでの夫婦は別物じゃない? それは、撮影するなよって思うんですよね。その辺のルールを改めて福山さんのことをきっかけに考える必要があるのではないか。あまりにも、コンビニ帰りのタレントを撮影して掲載するのが多過ぎる! 今の時代、一般の人たちがTwitterに“そういう写真はあげちゃいけないんだよ”って守っているのに、なんかおかしいことになっている。

 それと同時に気になっているのは、コンビニやスーパーで買い物をしているところを撮影されたタレントさんの熱心なファンが、撮影された場所のレイアウトから店を割り出す人がいるような気がする。ネット社会になって、よりそういうことをやる人が出てきそうな気がする。

 写真誌を敵視しているわけでなく、紙媒体が売れないから試行錯誤しているのはわかっているんです。紙だけじゃダメだからデジタルにも手を出すのはわかる。だからといって、なんだかNOルールになり過ぎている。写真誌や紙媒体を敵対視しているのではなく“ここはちょっと違うんじゃないですかねー??”ということ。違うぞ、このヤロー!じゃないんですよ。”ここちょっと話し合わないといけないですよねー”っていうトーン。

 写真誌のルールだけじゃなくて、ネットのニュースもそう。これは口が腐るほど話しているけど、SNSにタレントが書き込んだことをそのままニュースにしている。さらに、SNSの書き込みまで入れて配信していますよね。

 例えば、「カンニング竹山が東京五輪について文句」という内容の中にスタジオが騒然になり、それを見ていたネットの声は「ふざけんな」「黙れ」と批判がほとんどだったと書かれる。それは、ちょっと待て、そういう記事を書いたオマエは取材をしていないな? テレビ見て、ネット見て記事を書くっていうのが、まかり通っているわけでしょ? その辺のルールも必要かもしれない。

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