歌手で俳優の福山雅治が自身のラジオ番組で写真週刊誌に掲載された自身のプライベート報道について「子どもの写真を撮られることに黙っているということはできない」と言及した。福山が週刊誌などの報道に言及するのは極めて珍しく、「意思表示として嫌」とキッパリ。これに対してお笑い芸人のカンニング竹山さんは、“まかり通っているけどおかしなこと”に関して物申す!
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タレントさんのお子さんの写真掲載に関してのコメントを出した件で、ちょっと考えたんですけど、僕は子どもがいないですが、いくらモザイクをかけても子どもは掲載してはいけないと思うんですよ。
ここ最近、“ん? これアリか?”って思っていたのが、写真誌に掲載される写真で、タレントがコンビニでちょっと買い物した様子があったりするじゃないですか。先日も、テイクアウトする食料品を選ぶために何軒か店をはしごする芸人さんの姿を撮影した写真が掲載されていました。今、改めて、福山さんが発言したことをきっかけに考えてみた時に、タレントのコンビニ買い物風景もダメだと思うんですよ。
TwitterなどのSNSに勝手に撮った写真をアップしてはいけないのは今や常識じゃないですか。これは広く周知されている。タレントさんじゃなくても一般の人も許可なく勝手に撮影してあげるのはダメ。
テレビ番組の街角インタビューで撮影許可を取っていない人に関しては、全てモザイクかぼやかした画像にしていますよね。一般の方をインタビューする時は、一筆書いてもらうんですよ。ロケでおじちゃん捕まえて話を聞かせてもらう時でも同意書というか、色々なことを確認してもらいながら必ず書類を書いてもらう。同意書の中の事に全てOKじゃない場合は放送できない。
一般の方の撮影をそんな風にやっている中で、写真誌とか週刊誌は昔からの取材の方法なのかもしれないけれど、それってどうなんだろうな? と思った。芸能人の家族は絶対ダメだと思うんですね。モザイクかけたとしても掲載してはダメ。