2022年の締めくくりはやっぱり猫でしょ! 発売中の「NyAERAギガ盛り」からにゃんこレポートをお届けします。AERA 2022年12月5日号から。
* * *
2022年もはやいものであと1カ月。皆さまにとって、今年はどんな年でしたか?
AERAが1冊丸ごと猫化した「NyAERA(ニャエラ)」の、1冊目を刊行したのは2016年末のこと。以後、ほぼ毎年1回のペースで刊行してきました。そして2022年、2が並ぶ猫の年の今年は、「NyAERA2022」に続いて2冊目、11月25日(いいにゃんこの日)にスペシャルな永久保存版、その名も「NyAERAギガ盛り」を作っちゃいました!
AERA猫部は、初刊行から6年、実にたくさんの、そして個性豊かな猫たちを取材してきました。
たとえば、記念すべき1号目の巻頭を飾ったカンパチは船乗り猫でした。「NyAERAまたたび」に登場した旅猫ニャン吉はパトロールが趣味で、飼い主の飯法師さんを引き連れて、その名の通り旅する猫です。「NyAERA2022」にテレワーク猫として登場したエースは、表情豊かなおしゃべりで会議を和ませる達人。交通事故で後ろ脚を失ったハンディをものともせず飼い主さんに登頂し、先輩猫のおむすびと共にSNSですっかり人気者になりました。
しまや出版癒し課の面々は、来客の膝に登ったり遊びに誘ったり、おもてなしの妙技が話題です。「どの猫にも賞をあげたい」という社長の小早川さんがMVPに認定したのは、まよ。得意技は、なんと会議中にノートPC上でくつろぐこと。会議は常に紛糾することなくおだやかに進むそうです。
ニャン生はいろいろ
飼い主の原さんをして「銭湯の化身」と言わしめた都湯のトタンは、前掛けがチャームポイント。今年はいろんなことがあった年だったようです。
保護施設Reef Knotのみかんは、人懐こくて物おじしないキジトラ猫。運命の飼い主さんを待ちながら、1年以上にわたり施設のボスの座を立派に務めあげました。