開催直前になって有観客か無観客かの議論。最後に開会式の音楽担当の問題。開閉会式の式典コンセプトの策定は、東京2020組織委員会 アドバイザーの野村萬斎氏で2020年12月に退任したけど、野村さんのままでよかったんじゃないの? 音楽も小山田氏でなくて東京事変・椎名林檎氏だったけど、あのままでよかったんじゃないの? だって、小山田氏の事って調べればわかるでしょ? おそらく調べていないんでしょうね。ただ、裏でどのようなことがあったか知りませんが、開会式の直前の直前に30年近く前の話しが出てくるわけじゃないですか。

 ネットが普及している世界では、“こうなるよ”っていうのが、東京五輪の組織委員会とかの連中がオヤジ過ぎて疎いのか、わかっていないんだと思うんですよ。結局、テクノロジーを駆使して東京五輪をなんて話をしていたけど、東京五輪を動かしている人たちがテクノロジーとかわかっていないのではないだろうか? 諸外国から学んできた感染対策を採り入れるとか言っているけど、それを操作できる人がいないんじゃないか? そういう人たちが結局牛耳っているから、実は森元会長の時から何も変わっていないんじゃないか?

 赤坂・迎賓館で行われたバッハ会長の「歓迎の夕べ」もおそらく完全なコロナ感染対策もしていたのだとは思う。しかし、歓迎会なんてまかり通らなくなっている。菅首相も小池都知事も“飲み会をしないで”って言い続けてきたのに、“今回の歓迎会は特別ですから”って集まられても納得いかないですよね。腑に落ちない。そうなると、歓迎会で40人が集まれるんだったら、国民の考え方は“だったら、もういいじゃん!”ってなる大事なターニングポイントだったと思うんですよね。

 海外から来た人がいるんだから歓迎会はあったとしても、その説明とやり方ですよね。アナウンス力は足りない。みんなが我慢している非常時なのに、その辺は本当に下手だな。バッハ会長も“私はゲストだ”って言ってましたが、それもわかるけど、裏で誰かがバッハに話して歓迎会を断ってもらうようにするとかできただろう? そういうことをしないと、私たち国民にはどう映るかというと、バッハのオヤジが緊急事態宣言の所にやってきて、いつもの五輪の行動通りの振る舞いで、広島行ったり好き勝手やっているって映る。国民が見ているというところを意識した行動が甘すぎる。

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森元会長辞任から何も変わっていなかった?