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 東京五輪で打倒侍ジャパンに燃えるのが韓国代表だ。韓国に在住する通信員はこのように語る。

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「19年に開催されたプレミア12の決勝で日本に敗れて大会連覇を阻止されましたが、韓国のネット上では『大きな屈辱だ』、『東京五輪では日本代表に絶対にリベンジしよう』など大きな反響がありました。韓国は日本相手には絶対負けたくない。『金メダルより日本代表より上にいけばいい』と考えている人も多いです。今大会は、08年の北京五輪で金メダルを獲得した時のキム・ギョンムン監督が采配をふるうので国民の期待は高まっています」

 日本にとっても、韓国は因縁の相手だ。00年のシドニー五輪では3位決定戦で敗れ、08年の北京大会五輪でも準決勝で敗れた。06年に開催された第1回WBCでは韓国が第1次ラウンドに続き、第2次ラウンドでも日本に連勝すると、エンゼル・スタジアムのマウンドに自国の太極旗を突き立てるパフォーマンスを行って大きな波紋を呼んだ。

 韓国は09年の第2回WBCでも2次ラウンドで日本代表に勝利すると懲りずにペトコ・パークのマウンドへ再び太極旗を突き立てて歓喜に沸いていた。だが、結果は日本が大会連覇を飾っている。第1回大会は準決勝で韓国に6-0で完封勝ち。第2回大会は韓国と5度戦い、決勝でも激突した。3-2と1点リードした9回にダルビッシュ有が守護神として登板するが、韓国が驚異的な粘りで同点に追いつく。直後に劇的なドラマが待っていた。延長10回2死二、三塁でイチローが林昌勇から決勝打の2点中前適時打で、死闘を制した。

「韓国は日本と戦う時に底知れない力を発揮することが多い。9回にダルビッシュで追いつかれた時は、飲み込まれそうな勢いがあった。あの大会も5度対戦して3勝2敗でしたが、戦うたびに妙な緊張感が漂っていました。韓国は日本相手に後半で一気呵成にたたみかけてくるパターンの試合が多いのです」(スポーツ紙デスク)

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韓国野球恐怖症とは?