放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回はパナソニックの「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0G」を取り上げる。
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「また良くなった」
「仕上がりが全然違う」
新商品が出るたび、美容雑誌の編集者やライター、メイクアップアーティストらの間で盛り上がるのが、『パナソニック』の美容家電だ。
なかでも「ヘアードライヤー ナノケア」は、仕上がりの良さを「必ず実感できる」とあって、「担当のタレントに家でも使うよう、プレゼントすることも多い」とは著名なヘアメイクさんだ。
担当しているのは一人や二人ではないし、確か人数が多いアイドルグループのメンバーにも慕われているかと。「太っ腹なんですね」と言ったら、「担当している子の髪質がよくなれば私の仕事がラクになるもん」と返ってきた。プロから見て、それぐらい効果が違うということなのだ。
そんな同社のドライヤーがまた進化したという。
リニューアルのポイントは二つ。まずは、送風効率を上げる新送風機構採用で、乾燥スピードが20%もアップした。「収録や撮影が立て込んでくると、朝、現場に生乾きの髪で入ってくる子もいるので、速く乾かしてあげられるのは、時短になるだけでなく、髪のためにも、いいこと」(前出・ヘアメイク氏)
また、ギリギリまで寝ていて現場のメイク室でシャンプーをする男性芸能人に、このドライヤーをススメることもあるのだそうだ。これまでピンク色がキーカラーで、実際、濃いピンクのドライヤーが人気だった「パナソニック ビューティ」だが、いまはネイビーが大人気。新商品でも、ディープネイビーは男性客から指名買いされていると聞く。
もう一つのポイントは、高浸透ナノイーとミネラルマイナスイオンが白髪染めの退色を抑制すること。以前も書いたが、ベテラン女優さんは別として、芸能界でグレーヘアは流行っていないので白髪染めをしている男性にも女性にも、このポイントは助かることだろう。