
今年1月に結婚し、幸せいっぱいのモデル河北麻友子さん。作家・林真理子さんとの対談では、これからの目標を明かしてくれました。
【河北麻友子の人生の分岐点「ニューヨークで育って、死ぬと思っていた」】より続く
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林:河北さんがブレークしたのは「ViVi」ですよね。
河北:たぶんそうだと思います。
林:最近、人気になる女性の有名人って、女性誌から火がつく方、多いですね。私服がカワイイとか、私物がカワイイとか。
河北:「ViVi」の専属モデルをやってたときは、私服企画とかが年に2回ぐらいありました。
林:ニューヨーク風着こなしをしなきゃいけないとか、期待度大きいですよね。
河北:ああ、そうかもしれないですね。
林:ニューヨークの女の子って、どういう格好してるんですか。
河北:ニューヨークは日本ほどトレンド、トレンドというわけじゃなくて、わりとみんな自由なんです。日本って「こういうのがはやってる」ってなると、街なか全員それ一色になるじゃないですか。あっちはみんな個性的なので、その人に合った格好をするという傾向が強いですね。
林:ジーンズも多いですか。
河北:基本的にカジュアルな服装が多いです。日本人はふだんからヒールはいたりとかしてますけど、あんまりそういう人は多くない気がします。
林:私、バラエティー番組で河北さんを見て、対応の仕方が物おじせずハキハキしてて、今までの子とはなんか違うなと思ってましたけど、ニューヨーク生まれのニューヨーク育ちだと聞いて、なるほどなと思いました。大御所にもぜんぜん臆することなく。
河北:ラッキーでした。出川(哲朗)さんと初めてお会いしたときに、「私、本番以外では、テッちゃんって呼ぶ!」みたいなことを言った覚えがあって。今思えば「なんだ、この小娘」と思われてもおかしくないのに、出川さんは「おまえ、おもしろいな」みたいな感じで受け止めてくださって、出会いに恵まれました。