多くのバッシングを受けながらも、結婚の意志を貫き通した眞子さまと小室圭さん。漫画家・倉田真由美さんが、2人にエールを贈る。
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小室さんはさておき、眞子さまは本当に素晴らしいと思いますよ。ほとんどの国民が、小姑(こじゅうと)のような感じで反対をしていたのに。若い女性が、あれだけの外圧に影響されないというのは、けっこう難しいことですから。でも最後までブレませんでした。並大抵の胆力ではありません。バッシングを受けてやめる女性より、ずっと素敵だと思います。
この結婚をロミオとジュリエットにたとえる人がいますが、全然違うと思います。ロミオとジュリエットは両家の関係性が問題なわけで、当事者のふたりにネガティブな要素があるわけではない。でもこちらは小室さん自身の問題で、多くの人が嫌だと感じているわけですよ。
ここまで騒がれる人という意味では、小室さんはすごい。私はある雑誌で、注目の的であることを踏まえ、揶揄(やゆ)の意味で「日本人は小室さんが大好きなんです」と語ったら、「ふざけるな」という反響がものすごくあったといいます。
こういう人は、なかなかいません。たとえば小保方晴子さんや佐村河内守さん、船場吉兆のささやき女将のように、時々日本中を沸かせる人がいるじゃないですか。トリックスターみたいな人。そういう感じですかね。
帰国のときの髪形もそうなんですけど、話題を振りまくのに事欠かない人。あんな髪形ならまた何かいろいろ言われるの、決まっているでしょう。それなのに、やる。