「どうやったら早起きができるの?」と悩むのは、中学受験を控えた小学6年生の女子。数多くの子ども向けライブを開催し、YouTubeチャンネル「おっぱっぴー小学校」で大人気の小島よしおさんが、子どもの悩みや疑問に答える新連載。小島さんが、いくつもの早起き方法を伝授するとともに、「その早起きって本当に必要?」とも投げかけます。

MENU ■必殺の早起きギャグ「ぱちょ~ん」! ■その早起き、本当に必要?

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【相談3】

どうやったら早起きができますか。いま中学受験の勉強のため、学校の後は塾に行っていて、家に帰ってくるのが夜の9時くらいです。放課後は遊べないので、朝早く起きていろいろやろうと思って朝5時に目覚ましをかけているのですが、もう少し寝ていたくて起きられません。どうすればいいでしょうか。(小学6年生女子)

【よしおの答え】

 お~! 君は早起きしようと努力しているんだね。よしおが小学生の頃はぎりぎりまで寝ていた気がするなあ。芸人の仕事を始めてからはもっとひどくて、午後1時に起きるなんてこともしょっちゅう。芸人の仕事は普通の会社で働いている人たちと違って、毎日仕事が始まる時間がバラバラだったりするから、仕事が始まる1時間前に起きるような生活をしていたよ。君は夜遅くまで勉強を頑張っているのに、早起きも頑張りたいんだね。ほんとにえらい!

 僕が自分のお父さんに教わった早起き方法でやっていたのは、「心の目覚まし時計」をかけること。早起きをしたい前の日の夜、布団に入って寝る前に「明日は〇時に起きる!」って声に出してから寝るんだ。5時に起きたければ「5時に起きる!」、6時に起きたければ「6時に起きる!」ってね。どういうからくりかわからないけど、この方法を使うと、なぜか本当にその時間に起きられるんだよね。この方法で僕は寝坊することがなくなったよ。遠いところへロケに行く仕事のとき、4時半起きでもスッと起きられるんだ。

■必殺の早起きギャグ「ぱちょ~ん」!

 ちなみによしおのお母さんは早起きが大の苦手だったんだけど、あるとき沖縄料理屋を始めて、ランチの準備のために早起きしないといけなくなったんだ。そうしたら、早起きが苦手だったお母さんがすっかり早起きできるようになっていた。やるべきことがあると人は起きられるんだな、ってお母さんを見て思ったよ。お母さんが言うには、「からだは2カ月で慣れる」らしいから、起きる時間を毎日少しずつ早めるっていうのを2カ月くらい続けてみたらどうだろう。早起きがからだに染みついて、朝が苦手じゃなくなるかもしれないよ!

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小島よしお
小島よしお

小島よしお(こじま・よしお)/1980年、沖縄生まれ千葉育ちのお笑い芸人。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。「そんなの関係ねぇ!」でブレーク。2020年4月からYouTubeチャンネル「小島よしおのおっぱっぴー小学校」で子どもの学習を支援する動画を公開。キッズコーディネーショントレーナーの資格を持ち、子ども向けのイベントを多数開催している。

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