そして、母親が中国出身の野村は「中国のお母さんだから、キレた時半端じゃないの。切れたら包丁飛んでくる。掃除機でそのままぶん殴られるから。10歳とか、11、12歳とか勝てないじゃん。だからあんまり反抗期なかった。反抗したら殺されると思って」とエピソードを明かし、「中国の血が入ってることをすごい誇りに思ってる。中国がなくなったら、メイドインチャイナのもの全部なくなるからなって思ってる。ちょっと上からだけど…『お前が着てるもの全部メイドインチャイナだからな』って」と語った。
SNS、ネット上では「中国の血云々はいいと思うけど、ちょっと上からだけどメイドインチャイナはいらない発言だよね。ハーフだから両方のいい所知ってます、とかで良かったのに」、「メイドインチャイナの生産品に誇りを持つのは別に良いし、分かるよ。私も日本製品の品質の高さは誇りに思ってる。でも作ってやってるとか、それが無きゃ困るだろ的な上から目線は違うと思うけどね。他の国に必要とされるなんて嬉しいじゃない」などのコメントが。
テレビ関係者は「活字にすると過激なコメントですが、野村はサービス精神が旺盛なので場を盛り上げる意味で言った部分もあったのではないでしょうか。態度が大きいと誤解されがちなのですが、実際は気配りの人です。中国語が流暢だし、誇りに思っていると思いますが、日本人としての感謝の心も持っていると思います」と擁護する。
個性派俳優として知られる野村。本人は傲慢なつもりは全くなかったと思うが、思わぬ形で発言が波紋を呼ぶ形になった。(江口顕吾)