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向こう1カ月は、低気圧の影響を受け、オホーツク海側や太平洋側では雪の降る日があり、日本海側では湿った重たい雪の降る日が多くなりそうです。気温は、平年並みで経過する日が多い見込みです。最新の1カ月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(2月12日~18日)広い範囲で雪の日も

今日(10日)、札幌管区気象台から向こう1カ月の見通しが発表されました。3連休の初日である明日(11日)は、北海道は高気圧の張り出しの中となり、日中にかけて全道的に日差しがあるでしょう。買い物などの外出によい日和といえそうです。しかし、晴れたことによる放射冷却の影響で、朝晩の冷え込みは強まります。内陸を中心に水道凍結などに気を付けて下さい。その後は、気圧の谷や寒気の影響で、曇りの日が多く、雪の降る所も出てきそうです。特に13日頃は道内の広い範囲で雪が降り、局地的にふぶくことがありそうです。大雪となることはなさそうですが、低気圧の進路によっては雪の量が多くなることも考えられます。最新の気象情報を確認して下さい。

2週目以降(2月19日~25日) 日ごとの寒暖の差が大きく

冬型の気圧配置は平年よりやや弱く、低気圧による影響を受けやすいでしょう。日本海側では、軽い雪だけではなく、湿った重たい雪が降る日もありそうです。この先も雪には油断せずに、車で移動をする際は立ち往生した時のためにスコップを積んでおくなど、引き続き雪に対する備えが必要です。気温は、ほぼ平年並みですが、数日の周期で気温が高くなったり、厳しい寒さになったりと、寒暖の差が大きくなりそうです。2月中旬から下旬にかけての札幌の最低気温は、平年で氷点下5度くらい。朝、起きてから雪かきをする際、少し汗をかいて身体が暑くなっても、外の空気は冷たいことがほとんどです。引き続き、風邪などをひかないように、体調管理には十分気を付けて下さい。

3~4週目(2月26日~3月11日)気温が上がるため、落雪には注意!

3~4週目は、冬型の気圧配置は平年と同様、日本海側では曇りや雪の日が多くなり、オホーツク海側や太平洋側は晴れる日が多くなるでしょう。3月に入ると、札幌の最高気温の平年値が4度くらいとなり、プラスの気温の日が続きます。春が近づき、気温が上がるにつれて、落雪やなだれなどの事故が発生しやすくなります。今年は日本海側を中心に積雪が平年よりも多い地域があるため、軒下を歩かないようにするなど、雪の事故には、より一層の注意が必要です。