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きのう(26日)から今朝(27日)にかけては、4月としては雨が強まり、気温も高くなっています。このあとも、土砂災害や熱中症にご注意ください。

前線が本州付近を通過 4月としては記録的な大雨も 土砂災害注意

きのうから今朝にかけては、前線が本州付近を通過し、各地で雨が強まりました。

4月としては記録的な大雨になった所もあり、12時間降水量は長野県の上高地で118.0ミリ、岐阜県高山市の船山で133.5ミリ、本県水俣市で134.0ミリ、岩手県滝沢市で81.5ミリなどとなっています。

正午現在、雨はほとんど上がりましたが、土砂崩れが発生している所があり、このあともしばらくは、注意が必要です。山の斜面などには、近づかないほうがよさそうです。

また、低気圧や前線が南から季節外れの暖かな空気を運び、各地で気温が上がっています。きょうは特に湿度が高く、蒸し暑いのが特徴なので、熱中症に十分ご注意ください。

土砂災害の前兆

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土砂災害の前兆現象は以下の通りです。注意してあたりを観察しましょう。
・豪雨や長雨が続いている
・川が濁ったり、木が流れたり、土臭いにおいがしたりする
・降雨が続いているのに、川の水位が減少する
・斜面(崖)から物音がする、石が落ちてくる、水が浸みだす
・地面に亀裂や段差が生じる、木が傾いたり、地面が揺れたりする
・地鳴りがする
・いつもと違うことが起きる