ゆず、Netflix『未来日記』シーズン2主題歌「明日の君と」5/18 配信 小説家・宮下奈都が作詞
ゆず、Netflix『未来日記』シーズン2主題歌「明日の君と」5/18 配信 小説家・宮下奈都が作詞
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 ゆずが、新曲「明日の君と」を5月18日に配信、同曲が作家の宮下奈都とのコラボレーション作品であることを発表した。

 同曲は、5月17日より全世界同時配信されるNetflixリアリティシリーズ『未来日記』シーズン2の主題歌。『未来日記』は約20年前にTBSのバラエティ番組から生まれた恋愛リアリティ企画で、昨年12月よりNetflixにて現代版にアップデートしてリブートされていた。今回のシーズン2のテーマは“三角関係”で、“友情か恋愛か?”という究極の選択を迫られる男女の恋と決断を温かく見守っていく内容になっているという。

 ゆずは昨年の秋頃に今回の主題歌オファーを受け、楽曲制作を行っていく中で、「通常とは異なるアプローチで楽曲を作り上げたい」というアイディアから、宮下にコラボレーションを依頼。宮下が楽曲の世界観やテーマ・キーワードを双方で膨らませながら歌詞を書き上げ、その歌詞に北川がメロディーやサウンドを構築していったとのこと。ゆずが楽曲の作詞すべてを他作家に委ねたのは今回が初となる。

 なお、現在公開されている『未来日記』シーズン2の予告映像にて、同曲の一部を聴くことができる。https://youtu.be/L9-QPWhxsOk

◎宮下奈都 コメント
・オファーを受けて
いつだって青春の光と影をまっすぐに歌うゆずは、ずっとまばゆいような存在でした。ゆずの歌に、私が書けることってなんだろう? 光栄すぎて最初こそ迷いましたが、ふたりの声で歌われる言葉を想像するうちにどんどん楽しくなって、夢見心地で書きました。

・制作時のエピソード
想像していたよりずっと丁寧に、一緒につくっていく実感を味わえました。歌詞を送ったら、少しずつメロディーに乗せて送り返してくださるのです。それを聴いてイメージを膨らませて、また書いて送って、というプロセスを繰り返しました。まだ歌詞のないメロディーをゆずが口ずさむと、それだけで心震える歌になってしまうことに感動しました。その素晴らしさをどうしても活かしたくて、ちょっと無理をして歌詞にならない歌詞を残しました。完成した作品にもそのまま入っています。ゆずの魅力がぎゅっと凝縮された部分だと思っています。

・完成した楽曲『明日の君と』を聴いて
すごくいい歌だなぁと心から思いました。情熱と、せつなさと、やるせなさが絶妙に混じりあって、一度聴いたら頭から離れません。私が描いた一枚の葉っぱが、ゆずによって大きな樹になり、花を咲かせ、鳥が来て、実がなって……そんな魔法を見せてもらった気がします。とてもしあわせな体験でした。

◎北川悠仁 コメント
25年間の活動の中で様々なコラボレーションを行ってきましたが、
今回はゆずにとって初めての挑戦で、小説家の宮下奈都さんが紡ぐ歌詞に、
後からメロディーをつけていく楽曲制作でした。

最初に頂いた言葉たちは、まるで美しい短編小説のようでした。
そこから、宮下さんが描いた物語をどうやってメロディーに溶け込ませ、
曲として表現していくかということに没頭しました。
“編集者”となり言葉を歌詞に落とし込んでいく作業は、凄く刺激的で新鮮で楽しかったです。

今回一番大切にしたのは「揺れ動く心」です。
儚さであったり危うさであったり、この言葉たちが本来持っている魅力を、
最大限メロディーに乗せて表現できたと思います。
このコラボレーションの機会をいただけたこと、とても感謝しています。

コロナ禍ということもあり、宮下さんとは文面でのやり取りだけだったため、
いつかお会いして、「明日の君と」を一緒に聴ける日を楽しみにしています。

◎リリース情報
シングル「明日の君と」
2022/5/18 DIGITAL RELEASE