バックストリート・ボーイズ、トロント公演でドレイクと「アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ」を披露
バックストリート・ボーイズ、トロント公演でドレイクと「アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ」を披露

 現地時間2022年7月2日、バックストリート・ボーイズ(BSB)が、カナダ・トロントのバドワイザー・センターにて行ったコンサートにドレイクが飛び入り参加した。

 BSBは公演の終盤で、ドレイクを“6人目のメンバー”と紹介しステージに呼び、1999年にリリースしたヒット・ナンバー「アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ」を一緒に披露した。

 地元のスターがサプライズ登場したことに歓喜する観客の大きな声援を受けてステージに上がったドレイクは、この曲が幼少期にいかに重要な役割を果たしたか説明した。

 「13歳の頃、バル・ミツワー(ユダヤ教の成人式)をやりました……このバル・ミツワーで、自分の人生で初めて、当時恋をしていた女の子が、世界で最も最高な曲の一つが流れた時に、自分の方にやってきて一緒に踊らないか誘ってくれたんです」とドレイクは観客に話し、「その時、自分が初めて認められたと感じましたし、初めて自分もクールな存在になれるのではと思いました」と明かした。

 ドレイクは、「アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ」が“史上最高の曲の一つ”だと付け加えると、BSBのメンバーたちとともに嬉しそうに同曲をパフォーマンスし、途中自身の「ホールド・オン、ウィア・ゴーイング・ホーム」を一部披露する場面もあった。

 BSBの3rdアルバム『ミレニアム』に収録されている「アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ」は、1999年にリリースされ、米ビルボード・ポップ・エアプレイ・チャート“Pop Airplay”にて見事首位に輝いた。同年、ソング・チャート“Hot 100”で最高6位をマークした。

 ドレイクは、先日リリースした7thスタジオ・アルバム『オネストリー、ネヴァーマインド』でアルバム・チャート“Billboard 200”1位を獲得したばかりだ。ダンス・ミュージックにインスパイアされた本作は、彼に11作目の首位をもたらした。