ポスト・マローン、ステージ上で転倒したためコンサートが一時中断
ポスト・マローン、ステージ上で転倒したためコンサートが一時中断
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 現地時間2022年9月17日、ポスト・マローンが米ミズーリ州で開催されたコンサート中に転倒し、ひどい目に遭う事態が起こった。

 同州セントルイスにあるエンタープライズ・センターで行われたライブの中盤で、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で首位を獲得した「サークルズ」を演奏中、彼はステージ上の開いていた落とし戸に落ちてしまった。

 ステージ上の長いスロープを歩いていた彼は、ギターを下げるために使われた覆われていない穴に誤って足を踏み入れてしまったようだ。激しく転倒した後、彼は胸を押さえて激痛に耐えながら医療支援を要請した。そして15分ほどステージから離れた後、再び戻ってくると観客の辛抱に感謝し、「ステージ上にめちゃくちゃ大きな穴があったんだ」と満員の観客に説明した。

 明らかにまだ痛みがあったにもかかわらず、彼は脇腹を押さえて、「ロックスター」、ロディ・リッチと「クープド・アップ」、「サンフラワー」、「ホワイト・アイバーソン」を含む合計17曲を披露し、何とかパフォーマンスを終えた。米ローリング・ストーンが指摘するように【トゥエルヴ・カラット・ツアー】では平均22曲が演奏されており、通常に比べるとやや短いセットリストとなったようだ。

 翌朝、ポスト・マローンは自身のSNSに動画を投稿し、何が起こったのかを説明した。彼は、「ショーでアコースティック・パートを行う時はいつも、ギターをギター・スタンドにおいて、それが下に降りて行くようになっています」とこの短い動画で語り、「大きな穴が開いた状態で、そこを回るように歩いていましたが、角を曲がったところで転倒してしまいました。かなり痛かったです」と続けた。

 病院に運ばれたものの、異常がなかったことを報告した彼は、「痛み止めの薬も処方されたので、これでツアーを続けられます」と述べた。翌日、米オハイオ州コロンバスのネイションワイド・アリーナでの公演は予定通り実施された。