フリートウッド・マックのクリスティン・マクヴィーが79歳で死去、スティーヴィー・ニックスが追悼文を発表
フリートウッド・マックのクリスティン・マクヴィーが79歳で死去、スティーヴィー・ニックスが追悼文を発表
この記事の写真をすべて見る

 フリートウッド・マックのメンバーであるクリスティン・マクヴィーが、2022年11月30日に79歳で亡くなったというニュースを受け、バンド・メンバーで長年の友人であるスティーヴィー・ニックスが胸を打つ追悼文をSNSに投稿した。

 74歳のスティーヴィーは、クリスティンとの若き日の穏やかなツーショット写真と共に手書きの文章の画像をTwitterに投稿した。このメッセージで彼女は、「数時間前、私は1975年の最初の日以来、ずっと世界で一番の親友が亡くなったことを知らされました。土曜日の夜遅くまで、彼女が病気であることすら知りませんでした。私はロンドンにいたかった。ロンドンに行きたかった。でも、待つように言われました。なので土曜日から、ある曲が頭の中で何度も何度も渦まいていました。もしかしたら彼女に歌ってあげられるかもしれないと思ったから、今歌っています。いつかこの言葉が必要になるといつも思っています」と綴っている。

 そして彼女は、ハイムの『ウーマン・イン・ミュージック Part III』に収録されている「ハレルヤ」の一節とコーラスの歌詞を書き出した。この曲は、アラナ・ハイムが自身の親友が亡くなったことを知った時の気持ちを詳しく表現している。スティーヴィーはこのメッセージを、「向こう側で会おうね、マイ・ラブ。私のことを忘れないでね」と締めくくった。

 クリスティンの家族は、彼女の訃報をFacebookを通じて声明で発表し、彼女が“短い闘病の末に”病院で亡くなったと明かした。フリートウッド・マックもバンドとして声明を発表し、その中で、「彼女は本当に唯一無二の存在で、特別で、計り知れない才能の持ち主でした。彼女は、バンド活動を共にする誰にとっても最高のミュージシャンであり、誰にとっても最高の友人でした。彼女と人生を共にすることができて本当に幸運でした」と綴った