アデル、裁判に勝ったミーガン・ザ・スタリオンをシャウトアウト「したいことを何でもしなよ、ベイビー!」
アデル、裁判に勝ったミーガン・ザ・スタリオンをシャウトアウト「したいことを何でもしなよ、ベイビー!」

 アデルが、2022年12月23日に行ったコンサートで、ミーガン・ザ・スタリオンにエールを送った。この数時間前、2020年にミーガンを撃って足に怪我をさせたとして起訴されていたトリー・レーンズに有罪判決が出たばかりだった。

 アデルはこの日、米ラスベガスのThe Colosseum at Cesars Palaceで行われた常設公演【Weekends With Adele】のMCで、TikTokでバズったある動画について観客に話し始めた。ミーガンが自身のヒット曲「Body」の振り付けをしている映像に、アデルの『25』の収録曲「Water Under the Bridge」を編集で重ねたものだ。

 彼女は、「誰かが、“なんでアデルにはバック・ダンサーがいないんだ”って言っていたけれど、その後誰かがメグ・ザ・スタリオンが“Water Under the Bridge”でダンスするビデオを作ってたよね?あれ覚えてる?」と話し、ミーガンの裁判での勝利をほのめかしながら、「今日は……今夜は、メグ・ザ・スタリオンに、とても、とてもメリーな、メリー・クリスマスを!ガール、あなたに安らぎを。もうしたいことを何でもしなよ、ベイビー!愛してる!」と語った。

 2020年7月にレーンズがミーガンの足を撃ったかどうかをめぐる裁判が、12月23日に米ロサンゼルスの裁判所で行われ、陪審員は全員一致で彼を有罪とした。この30歳のカナダ人アーティストは、半自動式銃器による暴行、弾丸が入った未登録の銃器の車内持ち込み、重過失による銃器の発射の3件の罪全てで有罪となった。刑の判決手続きは2023年1月27日に予定されており、最高で22年の懲役刑が科せられる可能性がある。