二宮和也と波瑠が初共演、ビートたけし初の書き下ろし恋愛小説『アナログ』映画化
二宮和也と波瑠が初共演、ビートたけし初の書き下ろし恋愛小説『アナログ』映画化

 二宮和也が主演する映画『アナログ』が2023年秋に公開される。

 原作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説『アナログ』。全てがデジタル化されている世界だからこそ、当たり前の「誰かを大切にする」という気持ちを書きたくなったという作品だ。

 手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆきと出会う。自分と似た価値観を持つみゆきに惹かれた悟は、意を決して連絡先を聞くが、なぜか彼女は携帯を持っていなかった。「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」。みゆきのその言葉をきっかけに、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。週に一度だけ。会える時間を大切にして、ゆっくりと関係を深めていく2人。やがて想いを募らせた悟は、彼女にプロポーズすることを決意する。しかしその当日、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなり、と物語は展開していく。

 二宮和也が水島悟役、波瑠がみゆき役を演じる。監督を務めるのは、『ホテルビーナス』『鳩の撃退法』などのタカハタ秀太。脚本を『あゝ、荒野 前編・後編』『宮本から君へ』『MOTHER マザー』などの港岳彦が手掛ける。

◎映画情報
『アナログ』
2023年秋公開予定
監督:タカハタ秀太
脚本:港岳彦
原作:ビートたけし『アナログ』(集英社文庫刊行予定) ※2023年6月20日予定
出演:
二宮和也
波瑠
配給:アスミック・エース=東宝

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