<わたしたちと音楽 Vol.16>CHAIが語る、コンプレックスから救ってくれた“NEOかわいい”と音楽に込める想い
<わたしたちと音楽 Vol.16>CHAIが語る、コンプレックスから救ってくれた“NEOかわいい”と音楽に込める想い
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 【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】(WIM)の日本版実施に伴い、独自の観点から“音楽業界における女性”にフォーカスしたインタビュー連載『わたしたちと音楽』のVol.16にCHAIのボーカル・キーボードのマナ、そしてベースと作詞担当のユウキが登場した。

 自身のコンプレックスを肯定するメッセージ性と独創的な音楽性で海外でも人気を博す彼女たちだが、“NEOかわいい”を世界を発信することについて、マナは、「コンプレックスを発信することを“これしかない!見つけた!”と思っていたから、それがあるのが自信だったかも」と説明。「この芯があるからたくさん曲も作れるし、何もないよりもずっと楽」と同意したユウキは、「でも最近、“曲も演奏も良いんだから、メッセージなんていらないじゃん”って言われたことがあったの。その人は曲自体が良いと褒めてくれたつもりみたい(笑)。そういう意見が出てくるのは面白いなと思ったけれど、メッセージも大事にしているからCHAIなんだよね」と明かしている。

 「“NEOかわいい”という言葉を作ったことで、まず自分たちが救われた」とマナは続けると、「それをみんなにも伝えたいと思って10年近くやってきたわけだけど、海外でもライブをやるようになって、“NEOかわいい”という言葉を通して伝えたかったことが、今ではもう世界共通の価値観になっているということも知れた。でも日本はまだ少し遅れているのかもしれないよね。だからこそ、もっと広まれって思う」と付け加えている。

 だが、常に物事をポジティブに捉えているわけではなく、ネガティブな部分もあるからこそ、“リアリティのある音楽ができる”とマナは話し、「それはずっと持ち続けたい。悩むことも誇りに感じながらミュージシャンをやっていきたいなって思ってる」と語っている。ユウキも「ネガティブな瞬間がないことを“ポジティブじゃない”とは言わないと思うんだよね。ネガティブな考えが生まれるからこそ、それを自分の中で揉んで、消化して、ポジティブに変換することができるんだしね。そう思えるようになったのは、CHAIがあるおかげかもしれない」と述べている。

 インタビュー全文は特集ページにて公開中だ。また、【ビルボード・ジャパン・ウィメン・イン・ミュージック】の特設サイトでは、これまでのインタビューやプレイリストなどをまとめて見ることが可能だ。

 2007年からアメリカで開催されている【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】は、音楽業界に貢献した女性を表彰するアワードで、2023年版は3月に実施された。日本では、インタビューやライブ、トークイベントといった複数のコンテンツから成るプロジェクトとして2022年秋にローンチした。

◎公演情報
【CHAI presents 「NEO KAWAII FESTIVAL 2023」】
2023年4月27日(木) 東京・Zepp Shinjuku
出演アーティスト:Phum Viphurit(タイ)、STUTS(日本)

Photo: Miu Kurashima

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