この話にあわせていたわけではありません。でも、その話のあとにこの曲を聞くと、ライドオンタイムの曲にあわせて、上島さんがキラーカーンさんに足4の字固めをされながらすべり落ちていく姿が目に浮かびます。めちゃくちゃ曲に合う。

 面白い人って、こういう奇跡が起きるんですよね。やっぱりダチョウさんは凄いです。

 ふたりのダチョウ倶楽部に慣れないと言っていましたが、そりゃそうですよ。でも、慣れない部分もありながら、探りながらも、笑いを取っていくその姿はとてつもなくおもしろく格好良かったです。

 山下達郎さんは音楽を愛し音楽に生き、ダチョウ倶楽部さんはお笑いを愛し、お笑いに生きる。

 最後まで爆笑で終わり、僕が「本日のゲストはダチョウ倶楽部さんでした~」と締めたあとにかけた曲は、山下達郎さんの「希望という名の光」。

 ダチョウ倶楽部さん、大好きです。これからも。

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中。漫画原作も多数で、ラブホラー漫画「お化けと風鈴」は、毎週金曜更新で自身のインスタグラムで公開、またLINE漫画でも連載中。「インフル怨サー。 ~顔を焼かれた私」

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