この時期になると、まるまると大きな大根や白菜が手に入りやすくなります。安く手軽に購入できるからと、手に取ってはみたものの使い道に悩む、ということはありませんか。世帯の人数によっても消費量は変わってきます。最近ではカットされた状態で必要量だけを購入することもできますが、鮮度が良いうちに消費したいところです。そこで今回ご紹介するのは、サイドメニューで食材の使い切りを後押しするレシピ。少しだけ残ってしまった時などにも活用してみてくださいね。
この記事の写真をすべて見る《白菜》+ツナ缶で、止まらない美味しさ!
少し前に『無限〇〇』というレシピがSNSを中心に流行りましたよね。その無限レシピを白菜でアレンジ。時間が経つとくったりとした漬物風になりますし、作りたてはサラダのようなシャキシャキした食感が楽しめます。また、マヨネーズやドレッシングで和えてアレンジしても。飽きずにたくさん食べられるメニューです。洗い物もなく手軽ですよ。
<材料>
白菜 1/4株
ツナ(オイルタイプ) 1缶
鶏ガラスープの素 大さじ1
砂糖 小さじ1
ポン酢 大さじ2
いりごま(白) 大さじ1
塩 少々
こしょう 少々
<作り方>
1. 白菜は食べやすい大きさにちぎり、ポリ袋に入れます。
2. 1に鶏ガラスープの素、砂糖、塩を加えて、よく揉み込み10分ほど漬け込みます。
3. 出てきた水分をしっかりと絞ります。
4. 3にツナ缶を油ごと、ポン酢、いりごま、こしょうを加えて、ざっくりと混ぜれば完成です。
《白菜》お鍋で使う調味料の消費にも◎
冬のお鍋で登場する調味料のひとつ「柚子胡椒」。地域性もありますが、なかなか消費が進まないということはありませんか?こちらのレシピはその柚子胡椒を使って、意外にもさっぱりとした味わいに。新しい発見になるかもしれませんよ。
<材料>
白菜 1/6株
柚子の皮 1/4個分
昆布茶(顆粒) 大さじ1
塩 少々
柚子胡椒 小さじ2
<作り方>
1. 白菜の芯の部分は繊維に沿って、3cm程の拍子木切りにします。葉の部分も同様の長さになるように切ります。柚子の皮は千切りにします。
2. 昆布茶は50ccの湯(分量外)で溶かし、粗熱を取っておきます。
3. 材料を全てポリ袋に入れて、軽くもみ、袋の空気をしっかりと抜いて口を閉じ、冷蔵庫で1時間ほど寝かせたら完成です。
《大根》さっと作ってすぐに食べられる!
大根は形を残した調理だと、時間がかかってしまうもの。消費をはかどらせたい時は、おろすのがおすすめです。さまざまに活用できる大根おろしですが、時間が経つと匂いが気になる場合も。おろしたら、できるだけすぐに食べるようにしましょう。今回は、おろして和えるだけでおつまみにもなるメニューをご紹介します。さっとひと品作りたい時にも◎。
<材料>
大根 10cm程度
ザーサイ(瓶詰) 50g
ラー油 少々
しょうゆ 適量
<作り方>
大根はすりおろして、軽く水気を絞ります。ボウルなどにおろした大根とザーサイを入れて、ざっくりと混ぜ、器に盛ります。ラー油と醤油を回しかけたら完成です。
《大根》ちょっと本格的な味が後を引きます
最後にご紹介するのは、少し本格的な味のひと品です。切り干し大根を使うのもおすすめです。たくさん作って作り置きもできます。食感が楽しく、餃子などのお供として、また白ごはんにのせても美味しくいただけます。
<材料>
大根 1/2本
くるみやピーナッツなどのナッツ類 60g
しょうが 1片
醤油 大さじ3
砂糖 大さじ2
花山椒 大さじ1
ごま油 大さじ2
<作り方>
1. 大根は5cmほどの拍子木切りにし、塩もみをしておきます。
2. 鍋に油を熱して、花山椒を加えたら、火を止めて粗熱をとっておきます。
3. ナッツ類は粗めに砕きます。しょうがはスライスします。
4. 1.の大根をしっかりと洗って、水気を切ります。
5. 全ての材料をポリ袋に入れて、全体が馴染むように、外側から軽く揉みます。
6. 空気を抜いてしっかりと口を閉じ、冷蔵庫で1時間ほど寝かせたら完成です。
サラダのようにも食べられる副菜。お野菜不足に人にもおすすめです!