4月13日は『喫茶店の日』。この喫茶店の日は1888年4月13日に東京・上野で日本初の喫茶店『可否茶館(かひいさかん)』が開業したことが由来となっているそうです。子供の頃の記憶がよみがえる、昔懐かしい喫茶店のメニューは時々無性に食べたくなるものですよね。

コロナ禍により室内で過ごすことが増えた今、気分転換を兼ねておうちで喫茶店気分を味わってみませんか?今回は喫茶店の定番レシピ(ナポリタン・たまごサンド・プリンアラモード)を3種類ご紹介します。

【参照】NEWSポストセブン

メロンソーダはいくつになってもワクワクする魔法の飲み物。
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一晩寝かせたパスタが決め手!『王道ナポリタン』

喫茶店メニューと言えばやはりナポリタンは外せませんよね。パスタはアルデンテではなく、あえて長めに茹でた後一晩寝かせることで喫茶店で食べるようなもちもちふっくら食感のナポリタンに仕上がります。

〜王道ナポリタンの作り方(2人前)〜

<材料>

・パスタ(太め) 200g

・ウインナー 3本

・ピーマン 2個

・玉ねぎ 1/2個

・ケチャップ 大さじ8

・ウスターソース 大さじ1

・牛乳 大さじ4

・塩胡椒 適量

・バター  10g

・サラダ油 適量

・粉チーズ、乾燥パセリ お好みの量

<作り方>

(1)ウインナーは斜め薄切り、玉ねぎは薄切り、ピーマンはヘタと種を取り除き細切りにします。

(2)パスタは表記時間よりも1分程度長めに茹でたら流水でしめ、ザルに上げて水気をよく切ります。

(3)2のパスタをバットやボウルに移し、サラダ油を和えてラップをかけたら一晩寝かせます (※早めに食べたい場合、2の工程で+2分程度長めに茹でるようにしましょう)。

(4)フライパンにサラダ油を熱し、1を炒めていきます。

(5)野菜がしんなりしてきたらフライパンの隅に寄せます。

(6)5のフライパンの空いたところにケチャップ・ウスターソース・バターを加え、ぐつぐつ煮立たせましょう。

(7)フライパンの中身を混ぜ合わせ3のパスタと牛乳を加え、パスタにソースをしっかり馴染ませます。

(8)仕上げに塩胡椒で味を整え、お皿に盛り付けたら粉チーズと乾燥パセリをトッピングして完成です。

粉チーズをたっぷりかけて召し上がれ。
粉チーズをたっぷりかけて召し上がれ。

電子レンジで失敗なし。『厚焼きたまごサンド』

関東のたまごサンドはほぐした茹で玉子にマヨネーズと塩胡椒で味付けしたたまごサラダをパンで挟むものが主流ですが、当レシピでピックアップするのは関西方面の喫茶店で長年愛され続けている『厚焼きたまごサンド』。

フライパンは使わず、電子レンジで火を入れていくので料理初心者の方も簡単に作ることができますよ!

〜厚焼きたまごサンドの作り方(2人分)〜

<材料>

・卵(Lサイズ) 4個

・白だし 大さじ1

・水 大さじ4

・食パン 2枚

・マヨネーズ 大さじ1

・練り辛子 小さじ1

<作り方>

(1)常温に戻した卵をボウルに割り入れ、菜箸で白身を切るように混ぜていきます。

(2)1に白だしと水を加え、よく混ぜ合わせましょう。

(3)食パンよりも少し小さめの耐熱性タッパー(四角い形のもの)に2の卵液を注ぎ入れます。

(4)3をラップや蓋をしない状態で電子レンジで2分程度加熱し、一度フォーク等でかき混ぜて更に1分半程度加熱します。

(5)4をタッパーから外してアルミホイルで包み、形を整えて2分程度置きます。

(6)辛子とマヨネーズを混ぜ合わせ、食パンに辛子マヨネーズを塗ります。

(7)5の厚焼きたまごを食パンでサンドし、耳を切り落としてお好みの大きさにカットしたら完成です。

ふわふわなたまごが口いっぱいに広がり、幸せな気持ちにさせてくれます。
ふわふわなたまごが口いっぱいに広がり、幸せな気持ちにさせてくれます。

昭和系の固めプリンが主役♪『プリンアラモード』

昭和時代に大流行したスイーツ、プリンアラモードの発祥地は実は日本。横浜の『ホテルニューグランド』の中にある『ザ・カフェ』で初めて提供され、その後純喫茶やデパート内のレストランでも食べられるようになったと言われています。

〜プリンアラモードの作り方(3人前)〜

<材料A>

・全卵 2個

・卵黄 1個

・牛乳 1カップ

・上白糖 80g

・バニラエッセンス 5〜6滴

・バナナ 1本

・キウイ 1個

・さくらんぼ(缶詰) 3房

・バニラアイス、ホイップクリーム 適量

<作り方>

(1)鍋に上白糖(40g)と大さじ1杯分の水を加え、中火にかけてカラメルソースを作ります。(2)好みの色になったら火を止めて大さじ1杯分の熱湯を加え伸ばしましょう。

(3)2のカラメルソースをプリン型の底に流し入れます。

(4)鍋に牛乳を沸かし、ふつふつして来たら火を止めます。

(5)ボウルに全卵と卵黄、上白糖(40g)を加え混ぜ合わせておきましょう。

(6)5に4の牛乳を加え、手早くかき混ぜます。

(7)6を3のプリン型に流し入れ、表面の気泡はスプーンで取り除きアルミホイルを被せます。

(8)7を天板にのせ、天板にプリン型が2/3程度浸るくらいの熱湯を注ぎ入れます。

(9)160度に予熱したオーブンで8を40分加熱して粗熱が取れるまでしばらく置きます。

(10)器の中央にプリンをのせ、プリンの周りにお好みの形に切ったバナナとキウイ、丸くくり抜いたバニラアイスをのせます。

(11)フルーツの周りとプリンの表面(カラメルソースの部分)にホイップクリームを絞り、プリンの表面に絞ったホイップクリームの上にさくらんぼをのせたら完成です。

【参照】家庭画報.com

締めのスイーツはやっぱりこれ。
締めのスイーツはやっぱりこれ。

完成したお料理は銀皿(ナポリタン、厚焼き卵サンド)やガラスの器(プリンアラモード)に盛り付けることでより昭和レトロ感を演出することができます。喫茶店メニューと共に贅沢なひと時をお過ごし下さい♪

食後はコーヒーや紅茶を片手にゆっくりまったり、くつろぎ時間を楽しもう。
食後はコーヒーや紅茶を片手にゆっくりまったり、くつろぎ時間を楽しもう。