聖ニコラウスは、キリスト教の神学者でサンタクロースの起源となった人物(諸説あり)と言われています。今日12月6日は、聖ニコラウスの命日。ドイツ 、スイスなどでは聖ニコラウスの祝日として、この日に子供たちにプレゼントが配られるそう。最近日本ではハロウィンに押され気味のクリスマスですが、やはりクリスマスが近づいてくると、子供たちばかりでなく大人たちもワクワクしてきますね。クリスマスを迎える前に、「聖ニコラウスの祝日」の今日、サンタクロースについて考えてみました。
この記事の写真をすべて見るサンタクロースと一番の仲良しは、日本の子供たち!?
聖ニコラウスが、サンタクロースの起源になった理由を調べてみると…
身売りされそうになった信徒の娘を助けるため、その信徒の暮らす家へそっとお金を置いていったと言われる聖ニコラウス。サンタクロースがクリスマスを心待ちにしている子供たちのいる各家庭にプレゼントを配り歩くのは、聖ニコラウスのこんな彼の子供たちに対する愛情あふれる行動からと言われています。
キリストの誕生を祝うクリスマスは、新年を迎える直前の寒い寒い季節。子供たちには暖かく幸せに過ごして欲しい…そんな、みんなの気持ちが、サンタクロースという存在を生み出したのかもしれませんね。
そんな世界中で愛されているサンタクロース。そのサンタクロースとお手紙を通して直接交流できるのはご存知ですか。フィンランドのサンタクロース中央郵便には毎年世界中の子供たちからたくさんのお手紙が届くそうです。中でも日本の子供たちから届くお手紙が最も多いとか。なんと日本の子供たちが世界で一番サンタクロースと交流=なかよし、だったのですね。
でも、日本の全ての子供たちにお返事が書ききれないサンタさんのため、また日本の子供たちに少しでも多く返事を届けるために、日本・フィンランドサンタクロース協会が設立され、日本の子供たちとサンタクロースのお手紙の交流の窓口となっているそうです。残念ながら、今年の受付は終了してしまったようですが、サンタクロースから直接返事が届いたら子供たちはどんなに喜ぶでしょう。まわりにサンタクロースにお手紙を書きたい子供たちがいる方、ぜひ来年はチャレンジさせてあげてくださいね。
日本唯一の公認サンタクロースは、餃子作りの達人!?
世界には公認サンタクロースは120人いるそうです。その中の1人に、日本人がいるのはご存知ですか。ご存知の方も多くいると思いますが、その公認サンタクロースは、マンボミュージックを始めマルチな活躍をしている、パラダイス山元さん。公認サンタクロースになるにはたくさんの難関があったそうで…当然ですね、子供たちに夢を配るのですからサンタクロースのイメージを壊してはいけません。外見はもちろん内面も試され、多くの関門ををクリアした人物にのみ授けられる名誉ある称号です。パラダイス山元さんも約20年ほど前にこの難関をクリア、見事、公認サンタクロースになったそう。確かに温厚そうな優しい笑顔、子供たちに安心感を与える、優しく包み込んでくれるようなちょっと太めの体型…まさしくサンタクロース!
最近、餃子好きが高じて餃子のお店を構え、餃子の達人としてメディアに登場することの多いパラダイス山元さん。今月はちょっと餃子作りは休業、日本中を飛び回っていることでしょう。
サンタクロースは、子供にも大人にも、クリスマスに夢を与えてくれる幸せのシンボル的な存在ですね。子供たちと一緒にサンタさんの訪れを待ちましょう。Ho、Ho、Ho〜〜。