最後の面談で突然の志望校変更宣言
7月半ばに担任の先生との面談があり夫と一緒に学校へ行きました。この日は9月1日に出願する志望校を確定させ、調査書の発行日を決めるという本当に最後の面談です。
すると息子が突然「〇〇大(第1志望校)やめる」と言い出しました。私も夫もひっくり返るかと思いました(笑)。
第2志望校はすべり止めとして受けるつもりだった学校で、もしも第1志望校が不合格だった場合に、その後の学校推薦型選抜や一般受験でもおそらく合格できるラインにいるのですが、本人は説明会時に4年間のカリキュラムを見て、自分にはこちらの大学の方が興味があるかもしれないと思い、いろいろ調べたようです。
第1志望校は有名校で「大学」としての魅力はあるけれど、実際学ぶには第2志望校の方が面白そうとのことでした。
足が不自由なので通学の負担を考え
また、足が不自由な息子には通学に負担がかからないルート選びも重要なのですが、第2志望校の方が距離は遠いものの、電車で座れる可能性が高いことも選んだ理由のひとつだったようです。
正直なところ、少しもったいないような気もしましたが、学ぶのは本人であり、私も夫も「大学名より何を学ぶか」だと思っているので、息子のプレゼン?を受け入れ、その場で担任の先生に志望校の変更をお願いして第2志望校を本命で受験することに決まりました。
受け入れてもらえる幼稚園が見つからずにハワイのプリスクールに入れた時も、日本で幼稚園から高校までの一貫校に入れた時も夫と2人で決めてきた進路ですが、息子が自分で選択する時期になったことを改めて実感しました。また、身体の不自由さもしっかり理解しながら考えることができるようになったことにも、大きな成長を感じました。親にできることは限られていますが、受験日まで体調管理を中心にサポートしていきたいと思っています。
こちらの記事もおすすめ 健常児が障害児と過ごす時間が圧倒的に少ない「分離教育」がつくる壁 ハワイで感じた日本との違い