90年代に日本アカデミー賞を取った「演技派」
芸能ジャーナリストの平田昇二氏は高岡についてこう述べる。
「1980年代末にデビューした高岡さんは当時、アイドル的な人気を集めましたが、90年代に入ると映画でヌードも辞さない体当たりの演技が高い評価を受けました。人気ミュージシャンとのダブル不倫疑惑や、離婚後も複数の人気俳優と浮名を流したこともあり、“抜群のプロポーションで脱げる女優”というイメージと私生活の華やかさが“魔性の女”の印象を多くの人に与えたのでしょう。もっとも、90年代に日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞と新人俳優賞をダブル受賞しており、演技力には定評がありました。2021年の朝ドラ『おかえりモネ』にも出演しており、同作では厳しくも頼もしい上司役を好演していました。近年の活躍も、もともと女優として秀でた能力があったからでしょう」
美しさはキープしつつ自然体な魅力もあふれてきた高岡。卓越した演技力も相まって、ますます支持が広がりそうだ。
(丸山ひろし)
こちらの記事もおすすめ 自称28歳役を演じた高岡早紀 10歳長女が真似した”魔性の女”のセリフとは