7月2日の番組で「多目的トイレ不倫」騒動の夫・渡部健を「許していない」と初めて語った俳優の佐々木希
7月2日の番組で「多目的トイレ不倫」騒動の夫・渡部健を「許していない」と初めて語った俳優の佐々木希
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 7月2日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)で女優の佐々木希が夫・渡部建の不倫騒動について初めてテレビで語ったことが話題になっている。彼女はこれまで公の場で、ほとんど何も触れてこなかった。そんな彼女がテレビで当時の心境を語るというのは、それだけで価値のあることだった。

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 渡部建は、お笑いコンビ・アンジャッシュの一員として2000年代に頭角を現した。緻密な構成のコントで高い評価を受け、その後はMCやグルメタレントとしても成功を収め、テレビで見ない日はないほどの存在感を放っていた。

 一方の佐々木希は、地元・秋田でスカウトされ、モデルとして芸能界デビューを果たした。女優としても活躍の場を広げていき、透明感と素朴さを兼ね備えた稀有な存在として幅広い支持を集めてきた。

 そんな2人が結婚を発表したのは2017年。年の差15歳のカップルは当初こそ意外視されたが、次第に「美男美女夫婦」「理想の家庭」としてメディアにも好意的に取り上げられるようになっていった。2018年には長男が誕生し、公私ともに順風満帆に見えた矢先、渡部の「多目的トイレ不倫」が発覚した。

 報道内容は衝撃的なものだった。複数の女性と多目的トイレなどの公共の場を利用して密会を重ねていたと週刊誌で報じられた。世間の反発は強く、彼はすべてのレギュラー番組を降板し、表舞台から姿を消した。

佐々木希「許していない」けれども

 そんな中で、最も大きな痛手を負った人物の1人が、彼のパートナーである佐々木だった。夫に裏切られた被害者の立場であるにもかかわらず、マスコミにも追い回され、妻としての責任を問われ、沈黙を強いられることになった。

 そして今回、彼女は『1周回って知らない話』でこの騒動について赤裸々に語った。印象的だったのは、夫に対して「いまだに許していない」ときっぱり語っていたことだ。それでも、割り切れない気持ちのままで共に暮らし続けることを選んだという。

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