
株式投資をしている人はどんな反応を?
今回のアンケート回答者のなかでは、新NISAなど株式投資をしているという方は65.1%。「株式投資はしていないが、関心はある」「投資のための口座は作ったが、始めていない」も含めると、計82.3%になりました。
そして今回のような株価の変動のニュースを、株式投資をしている方たちはどのように見ているのでしょうか。複数回答で聞きました。
SNSでは、株価の大幅な下落によって損失を出したと見られる人たちの「悲鳴」が上がっていましたが、アンケートで最も多かったのは「変動(下落)があるのは当然だから、気にしない」の58.5%。「株価の変動のニュースは、見ないようにしている」も7.7%でした。
そして、株価が下がった状況を逆にチャンスと見たのでしょうか、「株を新たに買った・買い増しした」が24.6%。そして「新NISA、株式投資を始めた」という方も若干いらっしゃいました。
「『待てば海路の日和あり』で、いずれ株価は戻る。株価は上下するから損得が産まれる」(70代以上、男性)
「暴落はチャンスだから」(40代、男性)
そして、今回は少数派でしたが、「変動(下落)はあるとわかっていたが、怖くなってやめたくなった」(7.7%)、「下がった株を売った」(5.1%)。「新NISA、株式投資をやめた」(1.2%)という方たちも。

アンケートには、このようなコメントが寄せられました。
「株価の上下は理解しているつもりだが、今回の激しい乱高下にはさすがに驚き、株式投資に対して臆病になった」(50代、男性)
「20年位、下落した株価が3月ようやくプラスになったばかりなのに、又かなり今回下落した。損切りはしたくないので、回復を待っている」(70代以上、女性)