息子に「生理」の話をしたpecoさんの思いとは?
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 pecoさんの日々の出来事について綴る連載「pecoの子育て&お仕事日記」。今回は、息子に教えた「生理」の話。ryuchellさんとも生理に関してオープンだったというpecoさんが、息子に伝えたかったこととは?

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 ryuchellは5人兄弟で、3人のお姉ちゃんがいるため、生理のことにめっちゃ詳しかったんですよ。知識があるというより、理解がある。3人のお姉ちゃんの生理もそれぞれ違ったようで、めっちゃしんどいお姉ちゃんもいれば、それほどでもないお姉ちゃんもいたから、ryuchellは生理のときの体調にもすごい理解があった。

 私も生理に関して、ryuchellに対してオープンだった。パートナーに生理の話をしたくないとか、生理である自分を見せたくないという人もいたり、生理の話自体をすることも恥ずかしいとか、本当に人それぞれなんですが、私は大声で「生理です!」って言っても平気なタイプ。笑

 ryuchellと付き合っているときも「ごめん。いま急に生理になったからナプキン買ってきて」とか言えた。初めてナプキンをお願いしたときに、「いいよ」って言って買ってきてくれたのが、おりものシートだった(笑)。

 ryuchellも理解はあったけど、ナプキンとおりものシートを間違えて買ってくるように知識があったわけではない。でも、知識そのものはそんなに重要じゃなくて、生理によって、気分が不安定になったり、体調が悪くなったりすることが、自然なことであり、それが当たり前なんだってことを自然に理解してくれていた。ryuchellのように、近くにいる人の体調を理解でき、気遣いのできるのは素敵なことだなと思いました。

 だから、息子にもryuchellみたいに女性の体調を理解できて、気遣いのできる人になってほしいと思っていました。でも、息子にはお姉ちゃんや妹がいないから、生理の話は私しかできないなと思っていました。生理の話をしたきっかけは、私がトイレのドアを開けっ放しで入ることから。クセで。昔から開けっ放しなんですよ(笑)。

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