秋を飛ばしてしまったような寒さが続き、紅葉と雪を同時に見た11月も今日で最終日ですね。明日からはクリスマスや年末に向けてのカウントダウンが始まります。毎年、特に年末の慌ただしさを感じるのは、クリスマスが終わった後の街の変わりようです。昨日までのクリスマスツリーが嘘のように忽然と姿を消し、日本らしい年末の装いに街が様変わりする早さと完璧さに日本人の細やかできっちりしたお国柄を感じずにはいられません。さて、そんな12月が始まります。師も走る時期だからこそ、アドベントカレンダーでクリスマスイブに向けてのカウントダウンを楽しみながら1日1日を意識して過ごしてみてはいかがですか?今回は、日本でも定着しつつあるアドベントカレンダーについてご紹介したします。

この記事の写真をすべて見る

アドベントカレンダーってなあに!?

アドベントカレンダーをご存知ですか?簡単に言うと、クリスマスまでのカウントダウンカレンダーです。カレンダーには日付ごとに窓やポケットが取り付けられ、イベント的に楽しまれているものにはお菓子や小さなプレゼントが入っていますが、宗教的な意味合いが汲まれているものには写真や絵や言葉などが入っていたりします。それらをクリスマスまでの一日ごとにカウントダウンしながら開ける楽しみを味わうというわけです。しかし、そもそもアドベントとは、到来という意味があり、それはつまりキリストの到来という意味で、キリスト教では特別な時期にあたるのです。宗派にもよりますが、クリスマス前のアドベントと呼ばれる期間は、一週間に数日断食や禁酒、また結婚を禁止する期間でもあり、実際には賑やかに楽しむのでなく、清らかにその日を迎えるための準備期間のようなものだったようです。

アドベントカレンダーで師走の一日を楽しく意識!?

日本でも敬虔なキリスト教徒の方は厳かなムードでアドベント期間を迎えることと思いますが、シンプルにその期間のカウントダウンを楽しみたいという方は、今年からアドベントカレンダーをお部屋に飾ってみてはいかがでしょうか。手作りならばなお思い出深いものになるかと思いますが、最近の市販のアドベントカレンダー事情もとても素敵なことになっていますので、是非チェックしてみてください。近年話題を呼んでいるのは、大人も子供もファンの多いLEGOのカレンダー、ムーミンのフィギュアが詰まったカレンダー、ロクシタンのアドベントカレンダーはスキンケアのミニアイテムが入っています。もはやお菓子が詰まったアドベントカレンダーの原型から離れていますが、実に多岐に渡っていて面白いですね。年末はお忙しい方も多く、あっという間に過ぎ去ってしまいますが、アドベントカレンダーなどを取り入れて小さな楽しみを開きながら一日一日を意識して過ごしてみてはいかがでしょうか。