学び舎に別れを告げて、校門から友人らと出てきた悠仁さま。沿道からお祝いの声があがると、笑顔で手を振った=2025年3月18日午後、東京都文京区、読者提供

 卒業式のこの日も、午前9時過ぎに秋篠宮さまと門をくぐってまもなく、「ママ友」らしき女性から親しげに話しかけられ、リラックスした表情を見せていた。

 また、卒業式が始まるまでの間やその後の「お別れタイム」にも、悠仁さまの同級生らしき女子生徒と笑顔で談笑をする光景も見られた。
 

 秋篠宮家の事情を知る前出の人物によれば、紀子さまは、イベントなどで顔を合わせた保護者だけでなく、悠仁さまの同級生とも気さくにあいさつし、他愛のない話題で会話の花を咲かせていたという。

皇族として精一杯務めても、心ない批判にさらされることもあったためか、ご体調を崩される時期もありました。ここは、皇嗣妃ではなく、『高校生の母』になることができた場所。ほっとひと息をつける空間だったことは、想像に難くないでしょう」

悠仁さまの卒業式を終え、同級生の母親らと談笑しながら門から出てきた紀子さま。沿道の人びとから「おめでとうございます」とのお祝いの声に、笑顔と礼で応えた=2025年3月18日、東京都文京区、読者提供

「目立たない」装いの紀子さま

 卒業式に保護者として出席した紀子さまの装いは、上質ではあるが、紺のセットアップにベージュのステンカラーコートというごく普通のスタイルだった。

 長年パリコレで取材を続けてきたファッション評論家の石原裕子さんは、紀子さまの装いについて、こんな感想を話した。

「特別なデザインではないという以上に、同級生のお母さま方よりことさら地味に、控えめにされているように感じます。他のお母さま方の反感を買わない、目立たないような服装や行動を心掛けるのは、保護者としてよく見られる行動です。しかし、紀子さまの場合には、この卒業式だけではなく、どの公務もあえて地味に、抑えたデザインと色味でいらっしゃる」

 秋篠宮家を長年知る人物も、平成の時代には「次男の妃」として、そしていまは皇嗣妃であり、皇位継承者の母という立場があるだけに、なおいっそう「出過ぎた行動」と世間からうしろ指をさされないように、「目立たない」装いと行動を意識されている部分があるかもしれない、と話す。
 

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