3月で「Nスタ」を卒業するホラン千秋
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 TBSの井上貴博アナウンサーとともにキャスターを務める夕方の帯番組「Nスタ」を、3月いっぱいで卒業するホラン千秋(36)。2月13日放送分で豚骨ラーメンの残り香を「足のにおい」と形容し物議を醸した彼女だが、業界内では「らしくない」との指摘もあるようだ。

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 同放送のオープニングトークにて、井上アナが同局の蓮見孝之アナウンサーから「においを覚悟して行け」と告げられたと報告。続けて、ホランは「この8年間でこんなにも怒りを覚える不快なにおい」がスタジオに充満していることを明かし、「足の裏のにおいがする! このスタジオ!」と言い放ったのだ。

 実は同日放送の朝の帯番組「ラヴィット!」では、北九州市の有名ラーメン店が「33年間継ぎ足している」という特製豚骨スープを持参し、スタジオへ出張。「Nスタ」は同じスタジオで撮影しているため、“残り香”がホランらを苦しめたようだ。

 実際、九州の豚骨ラーメンスープには足のにおい成分でもあるイソ吉草酸やイソ酪酸が含まれているため、ネット上では「ホランさんの嗅覚は正確」との声が見られる。一方、「ラーメン店に失礼」とホランに批判的な声も続出し、これにラーメン店をプロデュースする実業家の堀江貴文氏もXで「ほんと失礼」と同調しており、ホランの発言は物議を醸すこととなった。

 なお、ホランは翌週の「Nスタ」を連日休んでおり、井上アナは17日の放送で「今年度取得していなかった休暇」であると説明していた。エンタメ誌の編集者が話す。

「『ラヴィット!』に登場したラーメン店の代表は、放送で同店のスープのにおいは『強烈』だと笑って話しており、司会の麒麟・川島明さんも『もうNスタ(においで)終わりましたよ』とホランさんらを慮っていました。ホランさんはこうした“振り”を受けて嫌がる態度を見せたにすぎませんが、『誰も傷つけないサバサバ発言』に定評のある彼女だけに、今回ばかりは“らしくない”という印象を受けます」

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