決して新しい記憶を「上書き」したいわけではないし、罹った人は大変だろうと思う。でもつまらないなりにその記憶をずっと忘れずにいると、そのうちこうやって締め切り間際に急に出されたお題に無理くりコラムを書けたりすることもあるかもしれないから便利なのだ。原田とおでんに助けられた。身体と心はしんどいが、まるで無駄とは思わずに前向きにいきたい。

 なにが言いたいかというと、成人式直前にインフルエンザに罹ってしまった某兄さんのお嬢さん……大丈夫、まだまだこれから人生きっといいことがありますよ。それからうちの長男もな。

 追記 念の為、一応言っておくと、私はワクチンはちゃんと打ったほうが良いと思います。しかしまぁ、めんどくさい世の中だ。

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