「IMP.をなめるなよ」

椿:それぞれがバラバラに活動している時からグループ活動に強い憧れがありました。この7人が集まった時もグループが組めるかどうかわからなかったのですが、それぞれがかなりの下積みを経験していたので、「ここでグループを組めなかったらもう可能性はないんじゃないか。最初で最後のチャンスだ」と全員が感じていました。結果グループを組むことができ、最初から7人一体となってどういうグループにしていくかを考えていった。デビューをはじめ、一つひとつの出来事を7人で叶えられていることがすごく嬉しい。これからもいろいろな壁にぶつかると思いますが、全員の根幹に「7人なら大丈夫」という気持ちがあると思います。

佐藤:バラエティーをやらせていただいている時に誰かが発言するとみんなでフォローする。「本当にいい人たちが集まってるんだな」と実感します。思いやりに溢れているグループで、僕はメンバーに対して日々感謝しています。

横原:僕はストレートに言うと、「IMP.をなめるなよ」と思いながら活動しています。大役を任せられたとしても不安はないですし、むしろ「ちょっと遅いですよ」と思います。僕たちよりダンスが上手いグループも、歌が上手いグループもたくさんいますが、僕たちの仕事はそういうところだけで勝負するものではないと思っています。IMP.はいろいろなことをやってきているので負けている気がしない。あと、間違いなくどのグループよりIMP.のライブは楽しいと思っています。デビュー2年目はIMP.の強みを確固たるものにしていきたいです。

影山:2025年は年明け早々に初めての全国ツアーが始まります。来てくださる方に「IMP.のライブは本当に楽しい」と思ってもらいたい。受け取り方は人それぞれだと思いますが、最終的に「またIMP.のライブに行きたい」と思ってもらえるよう全魂を注ぎます。

(構成/ライター・小松香里)

AERA 2024年12月16日号より抜粋

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