戸崎亘さん(右)、戸崎あすかさん(撮影/写真映像部・和仁貢介)
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 AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2024年11月4日号では、製薬会社に勤務する戸崎亘さんと戸崎あすかさん夫婦について取り上げました。

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妻33歳、夫37歳で結婚。息子(4)、娘(2)と4人で暮らす。

【出会いは?】友人の紹介で知り合う。

【結婚までの道のりは?】2人ともお酒(特に日本酒)が好きなこと、おいしいご飯を食べ歩くのが趣味であったことなど共通部分があり、すぐに意気投合。付き合い始めて1年ほどで自然な形で結婚まで行きついた。

【家事や家計の分担は?】食事は主に夫、洗濯は主に妻。掃除は2人でする。財布は完全に別。

夫 戸崎亘[44]大手製薬会社 会社員

とざき・わたる◆1979年生まれ、東京都出身。大学卒業後、大手製薬会社に入社。大手ドラッグストア本部への営業を経て、環境分野の新規事業、地域連携ビジネスなどに携わる。現在は広報・CSV推進部で、主にCSVの取り組みを推進している

Well-beingな社会の実現を目指す自社で、体の健康を作るうえで基本となる食や農に関する課題や、その食が生まれる地域の課題も解決しようと、各地のパートナーと連携しながら新しい価値の創出や仕組みづくりを進めています。

 出張で地方に出かけることが多く、行ってよかった場所にはできるだけ家族も連れていき自分の経験を家族と分かち合えるように努めています。さまざまな地域での体験が家族みんなの人生を豊かにすると考えているからです。

 妻とは人生観についてよく語り合います。何が起きるかわからない時代だからこそ、子どもたちには五感を鍛えることを大切にしてほしい。五感が育まれる場所は自然の中だと思うのですが、東京暮らしは自然との距離が遠いことが一番のネック。「ゆくゆくは2拠点生活もいいね」と話していて、しかるべきタイミングで踏み出すことができればと思います。

 この先も働き方を含めていろいろな生き方、暮らし方を一緒に模索していきたいです。

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家事や育児の能力の高さに脱帽