18日放送の「SONGS」(NHK総合・木曜午後10時)に、今年デビュー50周年を迎えたTHE ALFEEが初登場する。番組では、THE ALFEEと原点の地を巡るロケを敢行するという。THE ALFEEの3人のトークに司会進行をわすれるほど笑ったという大泉洋だが、ファンならずとも必見だ! THE ALFEEにまつわる過去の人気記事を振り返る(「AERA dot.」2024年8月25日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)。
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8月25日にデビューから50周年を迎える「THE ALFEE」。その名を全国区にした代表曲の「メリーアン」「星空のディスタンス」以外に、ファンがお勧めする「一曲」は――。AERA dot.編集部がアンケートを実施したところ、3500人を超える回答が集まった。その結果から、音楽評論家の田家秀樹氏は「曲にファンとの絆の強さを感じる」と話す。
「THE ALFEEファンが選ぶ『まずはこの曲を!』」と題して実施したアンケートの結果は、次の通りだった。アンケートは7月9~20日、AERA dot.の記事や公式SNSアカウントで実施し、3559人から回答があった。
- SWEAT&TEARS
- Rockdom〜風に吹かれて
- 恋人達のぺイヴメント
- 明日なき暴走の果てに
- FLOWER REVOLUTION
- 1月の雨を忘れない
- ラジカル・ティーンエイジャー
- 鋼鉄の巨人
- Brave Love 〜Galaxy Express 999
- COMPLEX BLUE―愛だけ哀しすぎて―
(11位以下は別表を参考)
この結果について、THE ALFEEを何度も取材している音楽評論家の田家秀樹氏は「こんなにもメッセージ性の強い曲が支持されているとは」と驚く。
田家氏が指摘するのは、メッセージ性の強い曲が多く、普通の歌謡曲のようなラブソングが圧倒的に少ないことだ。
20位内に入ったラブソングは、「恋人達のぺイヴメント」「1月の雨を忘れない」「COMPLEX BLUE-愛だけ悲しすぎて」「君が通り過ぎたあとに」の4曲だけ。それら4曲も普遍的な愛を伝えるラブソングで、メッセージ性は強い。
生きていくこと、戦うこと、くじけないことなど、拳を突き上げて普遍的なメッセージを訴える内容の曲が並んだが、「こんなバンドはいません。真のロックバンドですね」と田家氏は言い切る。