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ダンス&ボーカルグループとしてメジャーデビューし、今年で10年となるDa-iCE。セルフプロデュースを貫いてきた5人の歴史に迫る。AERA 2024年10月21日号より。
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7年ぶり2度目の武道館公演からスタートしたメジャーデビュー10周年。メモリアルなタイミングでリリースされたアルバム「MUSi-aM」ではメンバーそれぞれが2曲ずつプロデュースを担当した。
「メンバーみんなが同じような曲が好きだと全曲似たようなアルバムになってしまうと思いますが、僕たちは好みがバラバラなので絶対そうはならないと思っていました」(工藤大輝)
「違う曲だらけになったよね」(花村想太)
「作家さんの選び方もそれぞれの個性が出ていて『やっぱりDa-iCEは面白いな』と思いました」(工藤)
こういったアルバムが成立するのもボーカリストとパフォーマーのボーダーを越え、5人それぞれが作詞作曲を行い、SNSの戦略も練るセルフプロデュースグループ、Da-iCEならではだ。
「僕たちに限らず10年15年やっているグループは、ただがむしゃらに会社から降りてきたものをやるのではなく、楽曲を出す意味や宣伝の内容を考えた上で活動する領域に入っている。必然だと思っています」(工藤)
日本の男性ダンス&ボーカルグループとして初のストリーミング累計再生回数3億回を突破した「CITRUS」はじわじわとヒットしていったが、ヒットを狙って戦略的に制作した「スターマイン」と「I wonder」はすぐに火がついた。
「『スターマイン』と『I wonder』は『売れてくれないと困る』という意地でヒットさせたところがあります。『I wonder』は僕が作詞作曲をやっていますが、勝負曲なので大輝くんの知恵を借りたくて一緒に作詞をやってもらいました。やっぱり大輝くんは強いですね」(花村)
「それぞれの強みが伸びていってるので、個々が『ここは任せてここは自分がやっとかないと』という判断をしやすい。非常に仕事がやりやすいです」(工藤)
(ライター・小松香里)
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※AERA 2024年10月21日号
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